【すとぷり】勘違いから始まった。

お礼 ページ9

ころんside



カフェを出た後、僕達はゲームセンターに行ったり服を買いに行ったり...とにかく色んな所に行っては色んな物を買ったりした。

そしてそのせいでお金が底を尽きた。

お金は使わないと貯まらないとは言っても、これは使いすぎだろ...何やってんの僕...


『やー、楽しかったね！蒼井先輩！』


しかもその横でこいつは無邪気に笑ってやがる。こっちは破産したんだぞ！？お前も結構なお金使ってるはずだろ！！


まぁ、でも...



こ「今日は楽しかったよ...ありがとう」



『ん！？今あの蒼井先輩がお礼言った！？あの蒼井先輩が！？』



こ「う、うるさいなお前！！僕だってお礼くらい言うよ」


普段はあんまり言わないけど。

...なんか恥ずかしいな、これ！！



こ「楽しかったとは言っても今日1日散々お前に迷惑かけられたけどな？？店の中で活動名出すし、お前のせいでお金無くなったし、てかお前も歌い手だろ！家で歌の録音してろよ！！」


その恥ずかしさを誤魔化す様に、僕は早口でまくし立てた。



『あ、いつもの蒼井先輩に戻った...そっちも活動名とか歌い手とか、正体バレるようなワード出してるじゃん！そして私は歌い手じゃありません！』



こ「今は周りに人いないから出していいんだよ、それくらい分かれ！あといい加減認めろよ話がややこしくなるんだよ！」



『何であろうと絶対認めません！』



はぁー...毎回こんな感じで言い合いになるな...


でもこんな事してる時の方が、こいつとはなんか喋れるんだよな。

それに、僕は...




こ｢...正直、お前が歌い手かどうかなんてどうでもいいんだよ｣

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毎度毎度お待たせしてすみません...！

最近更新できてない代わりに、今日は夜にも更新します！今日が何の日か、皆さんなら分かりますよね...？その番外編を更新します！

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