指差しまではいかないけど ページ29
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朝からお城の三階まで上るのは辛いものですね…う〜ん、朝日が憎い！
以前、ショッピさんチーノさんを夕食に呼ぶ時は階段を上がって左側、一番手前と隣だったこともあり特に迷わなかったけれど…
本日用がある方のお部屋はどちらでしたっけ…？昨日、パティさんに聞いたはずだったのに記憶が曖昧です…
たしか、一番奥かその手前だったはずなのだけれど…
…どちらだったか完全に忘れてしまいました。…仕方がない。この階にも連絡用の電話があるはず、使用人室にかけて教えてもらおう。…色々あったからなんて仕事に手を抜いていい理由になんかなりません。しっかりしなさい私。
使用人室の番号は、1、2、2、7…っと。
パティ「はい、こちら使用人室パティが承ります」
『もしもし、Aです。すみませんパティさん、昨日教えてもらったロボロ様のお部屋がどこだったか忘れてしまって…もう一度教えてもらってもいいでしょうか？』
パティ「あら、Aちゃんのそういうこと珍しいわね…でも、気にしなくていいからね。まだ数ヶ月しか働いてないんだから、分からないことがあったらそのままにしないですぐ聞いてね！」
『ありがとうございます…！』
パティさんの優しさが心に染みたところで、改めてピンク色のガラスがはめ込まれたドアの前に立ち軽くノックする。はーいっとドアの奥から声が聞こえてきた。良かった起きてはいるみたい。
rbr「なんや、Aさんやん。こんな早くになんかあったんか？」
『トントンさんから伝令が使用人室に届いたんですが、任務出発日が早まったんです。本日の昼に出発に変更になったので急いで任務の最終確認をロボロ様と行うようにとの事です』
rbr「えらい急やな？分かった。すぐ準備するから、先にオスマンとこ行って着付けてもらとって」
『かしこまりました』
ドアが閉まる寸前、早朝だったからかいつもの雑面がなくロボロ様が大きな欠伸をしたのをガッツリ見てしまった。バタンとしまったドアが再度開く。
rbr「…みた？」
『割とガッツリ…』
rbr「おもっくそ口開けて欠伸してしまった…わ、忘れてな？」
『綺麗な歯並びでしたよ？』
rbr「なっ…！あほ！！」
褒めたつもりだったのですが、罵られてしまいました…歯並びが綺麗って素敵な事だと思うんだけどなぁ。
…気を取り直して、オスマン様のところに急ぎましょう。ロボロ様を失望させる訳にはいけませんから、仕事はテキパキと迅速に！
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あまね(プロフ) - うちも夢主の周りでいちゃつきたい（（ (8月6日 9時) (
レス) @page30 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - にゃーちゃんさん» 暖かいお言葉ありがとうございます！なかなか忙しい日々が続き、返信が遅くなってしまいすみません💦話の大筋は決まっているので近々更新出来るよう頑張ります！ (2023年3月22日 6時) (レス) id: 979236ad73 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしちまいました…!!夢主ちゃんの言ってた先生が気になり過ぎる…あと、メアリー(名前間違ってたらすみません)の登場がチーニャ見たいで可愛い…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - もち明太子チーズさん» ありがとうございます！寝て待っていてください!! (2023年1月20日 2時) (レス) id: 13a73f6929 (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子チーズ - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年1月17日 19時) (レス) @page30 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鰻谷 | 作成日時：2020年12月25日 23時
