乾杯しましょう ページ25
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『…本当に、素晴らしい庭ですね。…思わず見惚れてしまいました！』
ht「ありがとう。管理している身としては最高の褒め言葉だよ」
ut「ええよなこの庭…俺はバラ科アレルギーだから滅多に来んけど」
ht「それもあるけど花に興味無いって理由の方が大きいでしょ」
ut「あ、バレた？」
ht「ばればれ。さ、食べようか」
そう言い蓋を開けると食欲をそそる良い匂いと湯気が吹き出した。湯気が消え中から顔を出したのはミルフィーユ状に整えられたキャベツと豚肉。てきぱきとひとらんらん様がよそってくれ隣では鬱様がワインのコルクを開けようと奮闘なさっている。
いつもならついだりよそったりは私がやるのだが今日はまるでやることが無い。ひとらんらん様の手際が良すぎる。ついキョロキョロしていたら鬱様と目が合った
ut「どうかした？」
『あっいえ…！少し手持ち無沙汰なのが落ち着かなくって…』
ut「気にせんでええよ。いつもはAちゃんが全部やってくれてるし…たまにはゆっくりしな？」
ht「え、いっつも会食の度よそったりなんなりさせてんの？」
ut「えっと、まぁ…大抵Aちゃんが取り分けたり片付けてくれたりしてるかな？」
ht「コネシマはやらんだろうけどチーノ君とかショッピ君は？その間何してんの？」
ut「チーノは酒弱いから隣で死んでる、ショッピ君はやってもらえるならやってもらおうスタンスやから」
ht「鬱は？」
ut「俺は店員さんナンパしてる♡」
ht「環境劣悪かよ」
『いえいえそんな事ないですよ！』
ht「甘やかさなくていいよ。いくらでも付け上がるから」
ut「雲行きが怪しくなってきたところで準備も整ったわけだし、かんぱーい!!」
『か、かんぱーい！』
ht「…乾杯」
ひとらんらん様はまだ納得してなさそうだったけど鬱様の促されて一旦、この話に触れるのは辞めたみたいだ。
私はまずワインに口をつけた。白ワイン特有のスッキリとした味を舌で味わう。しっかり辛口なのがポイント高いです。
お次に本日のメインディッシュの酒蒸し！キャベツが甘く葉が柔らかい…豚肉も程よく脂が乗っているけどくどく感じないのは酒蒸しだからなのでしょう！口の中が旨味で包まれたところでまたワイン！酒蒸し！ワイン！なんてこと…ループが止まりません！
『とっても美味しいです！』
ht「よかった！ワインも進んでるところを見るといける口だね」
ut「俺、赤も飲みたなってきたわ」
ちょっとパクって来ると鬱様が席をはずされました。
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あまね(プロフ) - うちも夢主の周りでいちゃつきたい（（ (8月6日 9時) (
レス) @page30 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - にゃーちゃんさん» 暖かいお言葉ありがとうございます！なかなか忙しい日々が続き、返信が遅くなってしまいすみません💦話の大筋は決まっているので近々更新出来るよう頑張ります！ (2023年3月22日 6時) (レス) id: 979236ad73 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしちまいました…!!夢主ちゃんの言ってた先生が気になり過ぎる…あと、メアリー(名前間違ってたらすみません)の登場がチーニャ見たいで可愛い…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - もち明太子チーズさん» ありがとうございます！寝て待っていてください!! (2023年1月20日 2時) (レス) id: 13a73f6929 (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子チーズ - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年1月17日 19時) (レス) @page30 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鰻谷 | 作成日時：2020年12月25日 23時
