シリアスと日常と ページ12
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血まみれの人を見て意識を飛ばした私が次に目にした物は自分の部屋の天井でした。
『ん゛!?え…うん！？』
運ばれた、ということなのかな。でも、あの人見るからに理性飛んでますよって雰囲気だったんだけど、人運べたんだ。あのまま殺されるかと思った。死ぬかもしれないという恐怖で意識が飛んだのは人生初。嫌な経験積んだなあ…
身支度を済ませ、朝礼に行こうとドアノブに手をかけたところで違和感。部屋の中に入れたのは私が鍵をポケットに入れていたからそれに気づき部屋に入れたのだろう。でもその後、部屋から出たなら鍵はかかってないはず。
…鍵がかかっている。
嫌な汗が流れる。
私は、ゆっくりと、後ろを向く。
人の気配はない。
安堵する。その瞬間、
？「俺の事探してるん？頭の回転は悪ないな」
ヒュっと喉がなった。正面に昨日の人。…距離！距離を取らなきゃ…！意味は無いのかもしれない。声をかけられるまで相手に気が付かなかったし。
焦って距離を取ろうとした私は自分のスカートの裾を盛大に踏んずけた。
「うおっ！急にその位置から体ひねったら…！」
あ、やば。これ転ける…と思ったら後ろに引き寄せられた。後ろから抱え込まれる形で床に着地。
？「思い切りが良すぎるんちゃうか？あのままやったらドアに頭から行ってたで」
『昨日血まみれだった方が部屋に突然現れたらと考えたら普通の反応です。…受け止めて下さりありがとうございます。あの離していただいても…？』
お腹からぐっと掴まれているので少し苦しいし。
？「え〜…ええやん。このまま二度寝しよーや」
腕に力が入れられ、そのまま床に倒れた。制服シワになりそう。止めてほしい。
『これから仕事です。離してもらえますか？……ゾム様』
zm「なーんや。分かってたんやな」
『昨日は分かりませんでしたけど、明るいところでなら分かりますよ。髪の毛そこまで長いのゾム様かオスマン様ぐらいなので…』
zm「髪型ねぇ…顔覚えてくれとった訳やないんや」
『も、申し訳ございません。』
zm「別に〜？顔合わせの時ぐらいしか会ってへんのに覚えとったら驚きやわ」
…頭をぐりぐりされている。猫かこの人は。ふわっとシャンプーの香り…女子か！…あれ、シャンプーの香り？体を反転させゾム様と向き合う。
zm「え、向き合われると照れるんやけど…」
『…やっぱり、』
zm「ん？」
『私の高いシャンプー使いましたね〜!!!!!』
処すぞ！！
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あまね(プロフ) - うちも夢主の周りでいちゃつきたい（（ (8月6日 9時) (
レス) @page30 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - にゃーちゃんさん» 暖かいお言葉ありがとうございます！なかなか忙しい日々が続き、返信が遅くなってしまいすみません💦話の大筋は決まっているので近々更新出来るよう頑張ります！ (2023年3月22日 6時) (レス) id: 979236ad73 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしちまいました…!!夢主ちゃんの言ってた先生が気になり過ぎる…あと、メアリー(名前間違ってたらすみません)の登場がチーニャ見たいで可愛い…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
鰻谷(プロフ) - もち明太子チーズさん» ありがとうございます！寝て待っていてください!! (2023年1月20日 2時) (レス) id: 13a73f6929 (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子チーズ - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年1月17日 19時) (レス) @page30 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鰻谷 | 作成日時：2020年12月25日 23時
