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「よかったA。探したよ。置き手紙だけだったから心配したんだよ？」
「ご、ごめんレムレス…。どうも目が冴えちゃって……あははは……」
そう、私達の会話を遮ったのはレムレス。
フェーリの誤解を解こうとしていたこのタイミングでだ。
……いやこのタイミングで来れるのはある意味奇跡なのだろうか。
とにかくレムレスの登場で事態はややこしくなること間違いないな、と思った。昨日の事件があったからだ。フェーリはとにかくレムレスから私を引き剥がしたがっていた。
「せ、先輩……！」
「フェーリ！お・は・よ・う。」
「おはようございます……！」
……思っていたのと違う。フェーリの後ろに花が咲いている……ように見える。
「よし、Aにも会えたしそろそろ今日の分のお菓子を作らないと。それじゃあまたね、フェーリ」
「は、はい……！」
あ……レムレスがいい感じの流れを作ってくれた。
よし、私は帰宅コースだ。フェーリとはいつか向かい合わなきゃいけない日が来るかもしれないけどとりあえず今日はやめとこう。うん、それがいい。
そう思い、レムレスに着いていこうとしたら
「……A」
とフェーリにレムレスに聞こえない程度の声で呼びかけてきた。
「えっあっ……えっと、どうしたの？」
「アナタが今日散歩をしてくれたお陰で先輩と会えたワ。だから、その……あ、ありがとう」
(……え。フェーリが私にお礼……？)
こんなことが有り得るのだろうか。
昨日は敵意剥き出しの言葉で話して、本気で真剣にぷよ勝負したのに。
レムレスだって、私を探していたのであってフェーリに会いに来た訳では無いのに。
案外フェーリは私の思っていたよりも悪い人ではないようだった。
「このお礼は今度きっちりさせてもらうワ……」
「いやいや私は特に何も……。」
私はお礼をされるようなことは何もしていない。どうするべきか……。あぁ、そうだ。この世界にはアレがある。
「じゃあ、またぷよ勝負しよう。昨日は負けたけどもっと練習して強くなって、フェーリと同じくらいになって楽しく勝負したいな。今すぐには出来ないけどまた次会った時に！」
「そんなことで良ければ……。わかったワ」
「うん、ありがとう。それじゃ行くねフェーリ！」
そう言ってレムレスの後を追った。
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Napia(プロフ) - …なんか大変そうだあ夢主… (2022年8月18日 17時) (
レス) @page15 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - ねむねむにゃんこ太郎さん» コメントありがとうございます！天才は天才でも天災ですよ() (2022年8月1日 22時) (レス) id: 60b5f7069d (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむにゃんこ太郎 - 天才！！はい天才！ぷよぷよの小説書いてる人探してましたありがとうもう最高！！！！結婚して (2022年8月1日 15時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - お前…っっ、生き別れの兄妹なのかっ…!? 思わず笑ってしまった(笑)(((時々コメントしますがレスめんどくさかったらしなくていいです。))) (2022年7月25日 15時) (レス) @page10 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - Napiaさん» コメント・評価ありがとうございます！レムシェいいですよねｯｯ 亀更新ですが頑張ります!! (2022年7月20日 17時) (レス) id: 42e9661842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光璃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ninnjinnpo1/
作成日時：2022年7月7日 10時
