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彼が何を考えているか手に取るように分かるけど、
実際は想像を大きく外れた事態となったなんて言わなくてもいいだろう。話を引き延ばす必要はまるでないのだから。
『と、いうわけで私は貴方様に危害を加える気など微塵もなくｔ.....』
「ごめんNakamuあのさ.....」
突然開いた扉。入ってきた人物はドアノブを握ったまま動きを止める。
「誰そいつ」
一瞬にして部屋の空気が凍りつく。
鋭く私を睨みつける深海の底のような暗い青が
濡れ鴉色の髪の隙間から今にも私を刺し殺そうとしている。ああ、不味いことになった。
「自分で死ぬのと俺に殺されるのどっちがいい？」
ずんずんと大股で近づいて来たと思えば乱暴に私の手を掴み上げてそう問われる。
どっちにしろ私は死ぬんだそうだ。
場違いにもほどがあるが顔を崩して私はサファイアの瞳を見つめる。
『.....どちらでも？』
「へえ、そう。じゃあサヨナラ」
na「待ってきんとき！！！！」
今にも刺し殺さんと光る瞳が一瞬戸惑いを見せる。そんな彼に掴まれた手とは反対の腕に何かが絡みついて引っ張られる。
na「殺さないで！」
『え？』
kn「は？」
声が重なる。途端「なんでお前がそんな反応するんだよ」という視線を向けられるがまあ無視をしておこう。
na「この子新しいメイドだから！！」
..........は？
kn「メイド？メイドが何でこんな格好でここに居んの？」
na「それは、その.....案内するはずのメイドが体調不良で倒れたみたいで
それでどうしたらいいかって近くにあった俺の部屋に来たんだよ！」
kn「それなら態々Nakamuの部屋に来なくてもそこら辺にほかのメイドでも兵士でも居るじゃん。
狙ったみたいにNakamuの部屋に来るなんてやっぱりおかしいよ」
結論を出し再び剣を構えるきんとき....様？
Nakamu様も大方嘘は言ってないのだが、きんとき様の方が冷静だったのか、押し負けてしまう。
残念だけどあの国に行くことは難しそうだな。
なんてこと考えているといよいよNakamu様は私の身体に腕を回して後ろから抱きついてきた。
na「やだ！！この子は殺さないで！！
やっと信用できる子できたんだから！！殺したら俺お前のことも信用しないからな！！！」
何その子供みたいな駄々の捏ね方....
そんなんで収まったら嘘なんて必要な
kn「....そこまで言うなら」
そう言い、彼は剣を収めた。
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そらと。(プロフ) - 天音さん» あら、それは運命ですかね、、、また見つけてくれてありがとうございます。頑張りますね！ (2022年3月4日 7時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - まだログインもしてなかったし、お気に入り登録とか知らなかった。そんな昔にみたお話...、のはずなのにまた見つけられた...？！このお話はおもいでの作品のうちの1つです。無理せず頑張ってくださいね！！！ (2022年3月3日 0時) (レス) @page9 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» フォローありがとうございます！！ (2021年11月17日 18時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
狛犬 - お手数かけてすみません！アカウント名は「狛犬 @nTdKEqUijhOcqHZ」です誤字ってたらすみません！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: 0666cd5f1f (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» うーん、、、一応私のプロフにもHPの欄にURL載せてるのでそこから飛べなかったら私がお迎えに行きますのでユーザー名など教えて頂けると嬉しいです！ (2021年11月12日 17時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2021年9月20日 3時
