甘く、苦く (ページ6)

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「もう、大丈夫です」

安田「大丈夫ちゃう」

何に対してのごめんなのか分からなくて、でも聞くのが怖くて聞くことを拒むと章大くんはそれに被せるように強く言い張る

安田「俺、Aは気にしてないんやな思って寂しくてついついなんも考えんと他の女の子に接してた。気付かんでごめん」

「え、」

安田「俺が好きなんはAだけやし触りたいって思うのもAだけ。Aのことが大好きやから大倉くんに嫉妬して、終いにはAに嫌味言うてもうた」

章大くんの口からでてくる言葉は恐れてた言葉じゃなくて、さっきまでの不安を全部取り除いてくれる言葉だった

安田「これからは気を付ける。やから、Aも気を付けてくれる？あんまり仲良過ぎると妬いてまうから…… ごめん」

どうしよう、泣きそうだ

話したら泣きそうで章大くんの腕の中で頷くことしか出来ない

安田「A？ええ、ごめん泣かしてもうたな。ごめんなほんまに」

謝らないで欲しいのにずっと謝って私の涙を拭ってくれる章大くん

安田「俺、Aの事になると喜怒哀楽ほんまに激しなってまうみたいやねん。大人気なく拗ねて怒ってもうた。ごめんな？これからは嫌な事でもなんでも言ってな？絶対に全部受け止めるから」

そう言った後チュッと触れるだけのキスをしてくる章大くんは甘くて大人だ

だけど、

「章大くん、大好き」

安田「、、えっ、ああもう可愛すぎるのあかんてえ。」

私がそう言ってお返しにまたキスを返すと顔を赤くしてぎゅっと抱きついてくる章大くんは大人だけど子どもみたいで可愛くて

これからもかっこよくて、可愛くて、大人だけど子どもみたいな、

そんな章大くんとずーっと一緒に居たいと心から思った

END

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1つ目のお話終わりました！

初めての安田くんでした。

実は私安田担で、なのに今までどうしても安田くんのお話は書けなくて、今日ようやく書けました(笑)

安田くんのイメージ通り、願望(？)通り書いてみたんですが、キュンキュンして頂けてたら嬉しいです(*^^*)

次のお話もお楽しみに(*^^*)

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