明けぬれば暮るるものとは知りながら* (brshk) ページ25
学パロ
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side shk
「いやー！ホントにありがとうね！」
shk「全然」
「ごめんねぇ...気をつけて帰ってね！」
shk「はい。お疲れ様です」
マズった。
部活ないから一緒に帰ろうってぶるーくに待ってて貰ったのに、先生の手伝いさせられてめっちゃ遅れた。
まだいるかな...
いや絶対居ないよな...
急いで教室行くけど...流石にもう帰ってるよなぁ...
はぁ...明日謝んないと...
まじで申し訳無い...
br「えーこれは？」
nkm「これはねぇ...どっちかって言うと俺だな。ぶるーくはこれでしょ」
br「えぇ？明けぬれば暮るるものとは知りながら、なほ恨めしき朝ぼらけかな...？」
nkm「だって会ったら別れるの嫌でしょ？」
br「確かに！w」
なんだ...まだいるのか...
待たせちゃって悪いけど、いてくれて良かった。
shk「ぶるーく」
br「あ、シャークん！もー遅いよぉ〜」
shk「先生に捕まってた。まじでごめん」
nkm「あらま。じゃあお邪魔な私は出ていきますね〜」
br「じゃあねぇ〜」
shk「なかむ、ありがと」
何も言わずに軽く手を振ってなかむは教室を出た。
隣を見ればニコニコしているぶるーく。
shk「何。嬉しいことでもあった？」
br「いやぁ？シャークんが来てくれて嬉しいなぁって」
shk「なっ...ごめんって...」
br「怒ってるわけじゃなくてね？もう来てくれないんじゃないかなって思ってたから、嬉しいんだよね」
確かに、教室内からぶるーくの声が聞こえた時は俺も嬉しかったけど。
shk「俺が言うの、ダメかもだけどさ...正直、なかむと2人きりなのは嫉妬した...」
なかむは、俺から見ても嫉妬するくらい良い奴でかっこいい。
俺なんかが並んだら見劣りしてしまうくらい、ずっとかっこいいんだ。
でもぶるーくにはそう思ってほしくない。
可愛いでもかっこいいでも、俺がぶるーくの1番でありたい。
br「っ...ごめんね？でもね、シャークんが思ってることには、ならないと思うなぁ」
shk「え...？」
br「だって、夜が恨めしいからね」
shk「なんの...ぁ...」
だから、百人一首だったのか。
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百人一首シリーズでした。
明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな
夜が明ければまた暮れることはわかっているけれど、それでもあなたと別れる朝が来るのが恨めしい。
あれだよあれ！* (nkmkir)→←君がため惜しからざりし命さへ* (nkmkir)
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