ワイテる方達との話【短編集】 (ページ5)

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心配ページ5

朝起きたら、いつも隣にいる君がいなくて。
いつも僕より起きるの遅くて僕にくっついてるのになんでいないの…？
僕…嫌われた？他の男のところに行っちゃった？
それか、事故かなにかあった…？
考えれば考えるほど君が心配になってくる。
とりあえずリビングに行ってみよう。
そう思いベッドをおりる。
階段を下ってリビングに行くと、君の姿は無かった。やっぱり嫌われたのかな…
…泣いちゃダメ泣いちゃダメ、どんなに辛くても泣いちゃダメ。
最近忙しくて構ってあげられなかったもんね…
そりゃあ他の男のところに行くよね。
やっぱり我慢できない。
もう泣いてしまおう…
リビングの椅子に座って泣いていると、玄関から音がした。
もしかしてA…！？
そう思い僕は走って玄関に向かう。
そしたら君がいた。
君を見たら涙が止まらなくなっちゃって…

『！？ぶるーく！どうしたの、なんで泣いてるの！？』

br)「…君が、いなかったからっ、」

『ごめんごめん、ちょっと買い物に行ってたの、心配かけてごめんね。』

br)「最近構ってあげられなかったから、もしかしたらっ、他の男のところに行ったのかなって…」

『なわけないでしょ、私にはぶるーくしかいないよ』

br)「よかった…」

そう言って僕は君の腕を引っ張って押し倒す。
そして君に馬乗りになる。

br)「心配させたからお仕置ね？さすがにここだと痛いから、ベッド行こ？」

『…え？』

br)「暴れても意味ないからね、Aが何も言わずに出かけるからだよ？」

『…あ、ごめんなさっ…んんぅ…』

君が謝るのを無視して君の唇に触れる。
君が酸素を求めて口を開ければ僕は君の口の中に舌を入れる。
息が苦しくなった君が僕の胸板をトントンと叩くからしょうがなく口を離す。
君と僕は銀の糸で繋がっていた。

br)「夜は、覚悟しててね？」