君に伝えたい ページ2
夕日が照らす廊下を歩いて、自分が呼び出した人の待つ教室へと向かう。
俺は、君が好き。
可愛い笑顔も、誰にでも平等に接する姿も、真面目だけど少し天然ぽいところも。
君の全てが好きなんだ。
教室の前に行けば、自分の心臓の音が鳴り止まない
俺は深呼吸をしてから教室のドアを開けた。
君は、いた。
夕日が輝く空を見ていた。
俺が来たことに気がついた君はゆっくりとこちらを向いてニコッと笑う。
『急に呼び出してどうしたの?きんとき』
君が俺の名前を呼べば、さっきよりも心臓の鼓動が早くなる。
自分の顔がどんどん赤くなってくのがわかった。
『きんとき!?大丈夫、熱でもあるの…?』
kn)「…すき」
『…え?』
kn)「Aの可愛い笑顔も、優しいところも、少し抜けてるところも、全てが好きです。もしよければ俺と付き合ってください!」
言ってしまった。もう君の顔が見れないよ
俺のことが嫌いになってもいい。
もう友達に戻れなくてもいいから、この思いだけは届いて。
『…ほんとに?……私も、きんときのこと好き。私でよければ、是非付き合ってください。』
kn)「…え?嘘…?本当?」
『私達、両思いだね。両片思いかな?w』
笑い混じりに言ってた君は泣いていた。
俺も泣いていた。
君とは釣り合わないと思ってたのに。
断られるのを覚悟して告白したのに。
だけどもう、そんなことはどうでもいい。
俺は勢いよく君に抱きついた。
『…!?きんとき、恥ずかしい…』
kn)「え、いいでしょー?せっかく好きな人と付き合えたんだから」
『wそうだね。』
夕日が差し込む教室で、2つの影が唇を重ねた。
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき(プロフ) - あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ありがとオオオオオオ!!最高すぎた...え?なに?神? (2019年8月10日 14時) (レス) id: 54572b5071 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - はい、ノアですさん» ありがとう!楽しみにしてる! (2019年8月5日 9時) (レス) id: 54572b5071 (このIDを非表示/違反報告)
はい、ノアです(プロフ) - さきさん» 了解!今日頑張って作るね! (2019年8月5日 9時) (レス) id: 0bd3971d06 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - はい、ノアですさん» 双子...!!! (2019年8月5日 9時) (レス) id: 54572b5071 (このIDを非表示/違反報告)
はい、ノアです(プロフ) - さきさん» 次どのコンビがいい? (2019年8月5日 9時) (レス) id: 0bd3971d06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノア | 作成日時:2019年7月27日 9時