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『おはよう、スマイル』
sm「……おはよ」
昨日よりも豪華になった朝食が既に並んでいるダイニングで待っていれば、スマイルは2番目にやって来た。
きりやんは二度寝出来なかったとかで、結局一番最初にダイニングへやって来て、紅茶を淹れたりしてくれている。
その手伝いをしていたところへドアを開けて入って来たのが、スマイルだった。
sm「きりやん、俺コーヒー」
kr「自分で淹れろ、働け」
『あ、私がいれるよ、座ってて』
sm「……」
咄嗟にそう言って、Aはティーセットの乗ったユーリティカートの方へ逃げてしまった。
正直、産まれてこの方コーヒーなんて淹れたことも無い。
でも見よう見真似でどうにかなると腹をくくりボトルの蓋を開ければ、挽いてすらいないただのコーヒー豆が粒揃いに並ぶだけで、Aは思考が停止する。
『……えっと』
sm「どうせやった事もねーだろ」
いつの間に背後に立ったのか、スマイルがコーヒー豆のボトルをAから取り上げた。
驚きのあまり声も出ずただスマイルを見上げれば、スマイルはさっさとAから離れてミルの蓋を開ける。
sm「……なに？」
『えっ、あ、……ううん』
スマイルの慣れた手つきに見入っていただけで、スマイルから少し邪険そうな目を向けられて思わず縮こまる。
後ろのきりやんの目も気にはなるが、Aは思い切ってスマイルに歩み寄ってその顔を見上げた。
『あの、スマイル、今日、その、……スマイルの番の日なんだけど』
sm「……」
『私、どうしたら、いいかな』
sm「……悪いんだけどさ」
挽き終わったコーヒー豆をドリッパーにあけながら、スマイルはAに一瞥もくれず冷たく言い放つ。
sm「俺、パスしていい？」
『…………え？』
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ナイア(プロフ) - nonさん» はじめまして。コメントありがとうございます。初めての投稿なのでとても嬉しいです！口下手ですみません、本当にコメントありがとうございます。途切れないようがんばりますので、引き続きお楽しみ頂けますと幸いです。 (2022年4月27日 16時) (
レス) @page32 id: 939161efad (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。 設定やストーリーがとても面白く、更新分まで一気に読んでしまいました。今後の展開がとても楽しみです。特に私は青色さん推しなので次の彼のターンがどうなるのかドキドキが止まりません...！ 陰ながら応援しています (2022年4月27日 10時) (レス) id: 9574cf357f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイア | 作成日時：2022年4月23日 3時
