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ドンドンドン。
段々と激しくなる音に顔色を変えたAの手をNakamuが握って、真剣な目を向けた。
nk「悪いんだけど、何も聞かず俺たちを匿ってくれないかな」
匿う、……かくまう？ Nakamuたちを？
nk「お願い」
ぎゅ、と握られた手が、どくどくと脈打っている。
……怖がっているのは、Nakamuの方だ。そう感じたとき、Aは屋敷のドアへ向かった執事を呼び止めた。
***
「何のご用でしょう」
執事がドアを開けると、そこには王国の兵が数人立っていた。手にした松明が落とすヘルメットの陰でその顔は見えないが、大柄でいかにも屈強そうな兵士は執事に頭を下げる。
「夜分遅くに失礼、このあたり一帯の家を回らせて頂いております。こちらへ誰か訪ねては来ませんでしたか」
カーテン越しに、強風が窓を叩いていた。
「いいえ誰も」と答えた執事の声に、明かりを消した客間のドアの隙間から様子を伺っていた6人が一斉にため息をつく。
重たいカーテンをそっと開き、隙間から外を眺めれば、他の兵士だろうか、松明の明かりが点々と右往左往している。
やがてそれらも遠くへ去っていき、外はまた月も星もない真っ暗闇へと戻っていった。
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ナイア(プロフ) - nonさん» はじめまして。コメントありがとうございます。初めての投稿なのでとても嬉しいです！口下手ですみません、本当にコメントありがとうございます。途切れないようがんばりますので、引き続きお楽しみ頂けますと幸いです。 (2022年4月27日 16時) (
レス) @page32 id: 939161efad (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。 設定やストーリーがとても面白く、更新分まで一気に読んでしまいました。今後の展開がとても楽しみです。特に私は青色さん推しなので次の彼のターンがどうなるのかドキドキが止まりません...！ 陰ながら応援しています (2022年4月27日 10時) (レス) id: 9574cf357f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイア | 作成日時：2022年4月23日 3時
