【WT】ペーパー・ムーン【メモ帳】 (ページ26)

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それは、流石に予想外の返事です。

『言われなくても知ってたよ！ Broooockはボーイフレンドだと思ってたもん。でもここ日本だし、日本人は話し合いをしてから恋人になるんでしょ？だから私も悩んでたの。

　もう、いきなりシャークんなんてびっくりした。私だってキスもハグもBroooockとしかしてなかったじゃない』

br「え、でもだって、お昼休み帰って来るときのアレは？」

『え？ ……あぁ！あれはね、渡り廊下の段差で転びそうになって、シャークんが受け止めてくれた直後だったの。もう、やきもち？』

br「あー、……うん」

シャークんからの「ごかい」ってメッセージの意味、これかぁ。

『なんだ、もっと早く恋人になろって、ちゃんと言った方がよかったんだ』

br「うーん、うーーーん、わかんない。僕ずっと外堀埋めるのばっかしちゃった」

突然、お互い同時に吹き出して笑っちゃった。

br「僕たち変なとこ日本人だね〜」

『ンッふふふ、変なの、Broooockかわいい』

br「エ〜〜〜、だめ。Aにはカッコいいって言われてたい〜」

やっといつもみたいにAの髪に頬擦りしたら、なんか、やっぱりNakamuが言うとおりちゃんと告白しなきゃダメだったんだなぁって気持ちに落ち着いた。

けらけら笑うAと顔を突き合わせて、僕なりに真剣な目をしたら、Aもなんか照れたみたいで目を泳がしたけど、結局はちゃんと見つめ合ってくれる。

br「Aは僕の恋人になってくれる？」

『……うん、いいよ』

br「じゃあ、これは本気で受け止めてね」

好きだよA、愛してる。

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(do anything to)keep you close.
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君の側にいるためなら。僕は何だってするよ！
知ってるだろうけど！

ちな僕とAが外国で生活してたノリで挨拶のキスしてたって思わせてたのが、本当に付き合ってて恋人同士のキスでしたエヘって感じで先生にバレちゃって。

そのあと2年と3年は本当にクラス別々にされたんですわ。

ま〜同じ大学に行けばいいもんね、A。それまで我慢しよ。