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97話 ページ11

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私が自分の未熟さに嫌気がさし、山籠りを始めて3日が経過した頃、(柱としての任務はちゃんとやったしお風呂にも入ってるから安心してね) 無一郎君と蜜璃ちゃんが退院したと鴉から知らせが来た。


すごいな相変わらず。
けっこうボロボロだったのにもう全快したんだ、さすが柱。



そして近々、緊急の柱合会議が開かれるらしい。
なんか柱の皆と顔を合わせるのなんかやだな…





『私も他の柱の人達みたいに強くなりたいなぁ…』





冨「同感だな」



『ギャァアアアアア!!!!??!なんで?!いつからそこに居たんですか?!?!』




冨「今来た所だ」




『気配消すのうますぎません?本当ビックリするのでやめてください。だから嫌われるんですよ』




冨「俺は嫌われてない」




『てか何故ここにいるんですか』




冨「(この先に鮭大根のうまい店があるのだが、そこに向かっている最中に見知った姿があって近寄ってみたらAだった。あと)俺は嫌われていない」




『質問に答えろや。また伊黒さんや不死川さんに仲間外れにでもされたんですか?本当可哀想ですね』




冨「(俺は伊黒と不死川とは仲が良い。なんせ同い年だからな。俺はこれから鮭大根を食べに行くが)お前も来るといい」



『どこにだよ、怖いんですよ本当に意味のわからない事ばっか言ってて』




冨「黙ってついてこい」




『お前が黙れ』









冨岡さんについて来いと言われたので一応ついていくが、どこに行くんですか?本当に。




言葉足らずにもほどがあるよこの人。
無言でずんずん進んで行っちゃうし。

あとちょっと顔嬉しそうなのやめて。




『あの冨岡さん、ほんとどこに行くんですか?』





冨「定食屋だ」




『それならそうと早く言えや私20回くらいどこに行くのか聞きましたけど』




なんなんだよこの人まじで意味わからねえな!!!









しばらく歩くと町にでた。
なんでもここの町にある定食屋の鮭大根がまぁ美味いらしい。


この情報を得るのに30分はかかった。
もう大変ですよこの人と会話するの。




『あ、あそこにいるのって善逸君じゃない?!おーーい!!善逸君〜!!!』




善「イヤァァァア!!!!?!Aさんじゃないですか!!お久しぶりですねぇ!!相変わらずお綺麗で!!!隣の殿方はどちら様ですか?!?!?!もしかして!でーととやらですか?!そんなのイヤァァァア」

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作者名:わさび | 作成日時:2020年10月30日 4時

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