battle79 ページ32
*ゾム side*
ガバッと飛び起きると、そこは変わり映えのしない自分の部屋だった。
ゾ「ハッ…ハッ……」
時刻はもう真夜中。飯を食ってすぐ、俺は眠りに落ちていたのだ。
だが、最悪な夢で目が覚めてしまった。
『───ソレはただの捨て駒だ』
ゾ「っ……」
汗を拭い、立ち上がって自室を出る。
水でも飲んで忘れよう……そう思い、台所へと向かった。
ー＊ー＊ー＊ー
ゾ「ふぅ……」
コップの水を飲み干し、一息つく。
……裏切り、か。
今は無くとも……いずれ、そういう時が来るのだろうか。
いつかグルッペンたちが、俺を───。
『お前には幻滅だ、ゾム』
そんな幻聴が聞こえるほど、俺は思い詰めているのだろう。
違う、あいつがそんな事言うわけない。
でも…もしそう思われてしまったら……？
そんなの……もう、生きてる意味無いやんか。
想像に絶望していると、不意に気配を感じて振り向いた。
「物音がすると思えば……起きていたのか、ゾム」
ゾ「グ…ルッペン……」
あくびをしながら台所に入ってくるグルッペン。
グ「眠れないのか？」
ゾ「あ……お、おう。帰ってすぐ寝てもうたからかなぁ」
なんとか誤魔化そうと、へらりと笑う。
だがグルッペンは、不愉快そうに眉をひそめてこう言った。
グ「いや、帰ってきてから明らかに様子がおかしい。大方、ヤツらに何か言われたんだろう？」
ゾ「っ……！ そ、れは……」
隠しきれるとは思っていないが、どうしても口に出す勇気が無い。
俺が抱えている不安を言って、頼りない奴だと思われたくないのだ。
グ「言え、ゾム。これは命令だ」
鋭く細められた赤い目に、ゾクッと寒気を覚える。
この目には…逆らえない……。
覚悟を決め、俺は口を開いた。
ゾ「お、お前は……」
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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