battle49 ページ2
*ロボロ side*
グルッペンからブキ変えの指示を受け、みんなでブキ屋にやって来た。
確かに、せっかくいろいろなブキがあるのに、わかばシューターのままじゃ面白くない。
ロ「なぁゾム、隠密に適しとるブキってある？」
ゾ「そうやなぁ……一番小柄なもんで言えばコレかな」
ゾムが手に取ったブキも、すでに調べてある物だった。
ロ「ボールドマーカーやな！ 射程は短いけど、連射力はピカイチのシューター！」
ゾ「さすが、よう調べとるな」
感心しながらボールドを差し出され、恐る恐る手にする。
ゾ「見ての通り小柄やから、ちびっこにも扱いやすいやろ」
ロ「そうやね。……で、誰がちびっこやって？」
軽く睨み上げながらツッコむと、ゾムはツボって大笑いした。
ゾ「まwまぁとにかく…w 近距離で奇襲すれば確実にキルできる代物やで」
なるほど……上手く忍び寄る事ができれば強そうだ。
ロ「……決めた。コレにする！」
あ、でも金無い……。
ロ「って言いたいとこやけど……もっとバトルしてからやないと買えんなぁ」
苦笑する俺を見て、ゾムがあっけらかんとした口調でこう言った。
ゾ「え、俺が買ったるで？」
ロ「え？」
一瞬ポカンとし、すぐにぶんぶんと首を横に振って見せる。
ロ「ア、アカンてそんなん！」
ゾ「もちろん、タダっちゅーわけやないで？ 強くなって稼げたら、美味いもんたらふく奢(ｵｺﾞ)ってな！」
ニヒッと無邪気に笑うゾムに、思わず顔を綻(ﾎｺﾛ)ばせてしまう。
ロ「……わかった。約束や」
ゾ「よっしゃ！ ほんならさっさと強なってもらわんとなぁ？」
意気揚々とレジへ向かうゾムの背を、迷わず追いかけた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「軍パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
