さて、と ページ13
kn side
｢で、そろそろ本題に入ろか？｣
各々自分が選んだ物を食べ終え暫くの間核心に触れずに話をしていたが、俺じゃない方の犬が痺れを切らした様で俺達が気になって仕方がない事を話すように促した。
Aは話し始めるタイミングを窺っていたようでシャオロンに話を振られた瞬間目を輝かせて口を開いた。
『あのねあのね！！
本校舎の方に新しい友達ができた！！！』
正直拍子抜けした。
俺達との昼食を断るくらいの事だったわけだから俺はてっきり誰かに告白されてどっかに呼び出されてた、と勝手に想像していた。
身を乗り出して彼女の話を聞いていたシャオロンも、｢そんな事なん…？｣と動揺した顔をしている。
しかし、Aにとっては珍しい本校舎でできた友達なんだから一応祝福はせねば。
｢ほーん、珍しいやん！本校舎にも俺たち以外の友達って呼べるような奴ができたんやなぁ…。｣
『うん、なかなか本校舎の人と関わる機会が無くてね…でも今日校舎裏で奇跡的な出会いをしてね…！』
彼女は本当にその人と話するのが楽しかったようで周りに花を咲かせながら昼休みにあった事を語っていた。
｢へー、で、なんて名前の子なん？｣
シャオロンは話を掘り下げていくのが好きなようで…。
『えっとね、鬱くんって子なんだけどね…！』
前言撤回。祝福なんかして堪るか。
楽しそうに聞いていたシャオロンもピシッと擬音が入りそうなくらいに顔が硬直している。
『なんか聞いたことある名前だなぁって思ってたんだけど、前にコネちゃん達が電話してた時に｢鬱先生｣って呼んでたよね…たしか…。』
｢うーん…？そうやったかなぁ？？｣
｢そんな奴と電話なんかしてたっけなぁ？？｣
背中に冷汗が伝うのを感じ自分の目が泳いでるのも何となく分かる。精神不安定や…まじで…。
後で大先生のケツをシバきに行こう、シャオロンと、2人で…。
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夜光石(プロフ) - ゆきさん» お返事遅れてごめんなさい！最近占ツク見ていなくて通知流れてしまってました…。シロって名前可愛らしくて良いですね！確かに苗字は白城ですし白を基調としたお話ですからゲシュタルト崩壊してしまいそうです…！コメントありがとうございました！ (2018年8月20日 0時) (
レス) id: a687556f91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ヤバイwwシロって名前が好きだから、シロにしてたら、めっちゃ白だったわww（語彙力） (2018年8月13日 16時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
夜光石(プロフ) - 椎名さん» いえいえ、こちらこそ分かりにくくてごめんなさい…！公園のところは冬の夕方という事で紫外線が弱まってる時間を狙っていました…！全然！気にしないでください！指摘してもらえると本編で話せなかった設定とか話せるので嬉しいです！ありがとうございました！ (2018年8月5日 21時) (レス) id: a687556f91 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - 夜光石さん» そうでしたか。私の理解不足でしたね…すみません。鬱先生に出会うところはわかったのですが、公園の所が気になって…。本当に、申し訳ありませんでした。受験生の方なのですね。程々に、更新も頑張って下さい! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 13ccb4a912 (このIDを非表示/違反報告)
夜光石(プロフ) - 椎名さん» 応援までありがとうございます！かなり日が空いてしまって書き方とか表現の仕方とか少し変わってしまうかもしれませんが頑張ります！受験生という事もあって中々長い時間小説に手を付けられなくて…申し訳ありません…！ (2018年8月5日 19時) (レス) id: a687556f91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜光石 | 作成日時：2017年11月10日 0時
