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会議室へと集められた幹部は皆、疲弊していた。
グルッペンとトントンは各国に彼女を知らないかと訪ね
彼女の処理していた莫大な仕事を抱え込み、
周辺国を尋ねたあと
大先生、シッマ、チーノ、ゾムは
南半球の国全てを訪ね
ロボロ、俺、ショッピ、帰ってきたエミさんの4人で
北半球の国を訪ね一つ一つの店、家に彼女の顔写真を配っていた。
なにも数打ちゃ当たるやから当てなんてないので
全く彼女の情報は出てこない。
＋自身の仕事まであるのだから疲弊は当たり前。
だけど、彼女が生きているかどうかを知りたくて皆走り回った
どうして俺ってあんなに馬鹿なことしたんやろ。
あの戦争が終わってから、腐るほど自分に聞いた。
俺らをよそ目にロボロは泣きそうで、興奮したような顔を見せて
rbr 「A、Aの」
…、は？A？A、生きとるんか？
彼女の名前に皆が素早くロボロを見つめると
rbr 「目撃情報が、隣国でっ、出た!!」
ロボロの言葉を、強く噛み締めた。
いき、てるいきてる。
彼女は、生きとる。
gr 「っう゛ぁあ…」
tn 「いき、いきて、…うそ、うそやあらへんよな？」
rbr「おん。しかも1か月前の目撃情報やからまだ、おるかもしれん！」
「っぁ、よか、よかっ…た…」
「っひっぐ…うぅ、ああぁ…｣
｢あか、あかん、ほんまに、うれし…｣
とりあえずの1番の不安が取り除かれた事に安心した声は組織中に響いた。
けれど、同時に不安も積もる。
彼女にしてきてしまったこと考えると、当然なんやけど
合わせる顔がない。なんて自分勝手過ぎるよな。
調べによると彼女はこの国から4番目周辺の街で目撃情報があったようで。
それが正確な情報かどうかを調べる前に皆が走り出した。
ひとつ、思い出したことがあった。
街で人気の小さなパン屋だった。
前来た時
街で店のほとんどが彼女を見かけたことのあると答えた
まぁ近くでこの国が1番交通が良いからこの国で目撃が出るのは当たり前とする。
けど、このパン屋のみ「知らない」と答えたのだ。
当時は焦ってたから何も違和感を覚えんかったけど
今考えたら、相当怪しい…。
次の日、グルッペンとトントン、ゾムが隣国の総統へ
シッマとショッピくんがパン屋の後をつけることになった。
ただ随分と前のことだから、今いるかどうかは…
次に覚えているのは、シッマの連絡の声。
「おった、A、おったで…」
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白米の無い弁当 - え…ナニコノ神作品…え？夢主ちゃんの心が壊れてしまったような表現、もう他人としてwrwrdと関わろうとしてたりする表現がガチですごすぎる…早く続編出らへんかな (5月27日 1時) (
レス) id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 無能パロのテンプレっぽさが全くなくて、夢主ちゃんのもう手遅れだって言う感じの絶望感とか、ものすごい心に響く作品でした…応援してます！！！ (2023年4月13日 19時) (レス) @page45 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - まじで泣いておりました🥹 (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - こんばんはです！無能パロはやっぱり最高ですね！！ (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - むみさん» わぁぁあぁ！！ありがとうございます(；；)!!!!割と現実よりの辛めのお話なんですが分かっていただけてめちゃめちゃ嬉しいです…😭!!!!そのお言葉一つで頑張れます！ありがとうございます!!!! (2022年10月19日 3時) (レス) id: 4c9d995662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ | 作成日時：2022年7月5日 3時
