彼等は 54 ページ30
茶番≪お次はこの二人！なんとどちらも男！むさ苦しいね！≫
鬱「おい天使ィ！！」
キレッキレのツッコミと共に現れたのは怪盗キ○ドの衣装を着たシャオちゃんと汚職警s(((んん”っ…
…警察の衣装を着た大先生
二人がステージの真ん中にたった瞬間女子の歓声が飛び交う
顔は良いもんね。大先生とか二股とか普通にする屑だけど
シャ「今宵、貴方の心を奪うために現れました。怪盗です！」
「何あれあざかっこいい…反則…」
「怪盗です！の所だけめっちゃ可愛いんだけど！」
鬱「貴方のハートはこの私が守ります。そしてください(ﾎﾞｿｯ)警察ですぅ〜」
「聞こえてるww」
「絶対犯人取り逃がしてるよw」
「最初かっこよかったのに…声作ってたけど←」
大先生の方だけなんかシャオちゃんと違うけどある意味モテて…ないか←
笑いや歓声で溢れる体育館は彼等によってより輝きを増した気がする
いつでもそう。彼等の周りはいつでも輝いてる
よくある例えなら私が月で彼等が太陽。私は彼等に照らされて光ってるに過ぎない
本来なら輝く存在じゃなかったはずなのに
キ「…俺とは、正反対だよな」
貴「え？」
丁度歓声と重なって上手く聞き取れなかった
シャ「なぁA！すまん！一緒に舞台に出てくれんか？」
貴「は、え、」
シャ「頼む！！」
関わらない筈なのにどうしてこうも関わってしまうんだろう
勢いに負けてコクリと頷くと腕を引かれて舞台上に出される
キヨはまだ何か考え事をしてて気付いてない
シャ「おいクズ警察！この娘は俺が頂くで！！」
鬱「あぁ”ん？！うちの姫さん盗んでただで済むと思っとんとちゃうぞ！？」
私を取り合うこの状況に目を閉じる。ここから先の展開は分かる
きっとまた、何か言われる…
「うわぁ！羨ましい！」
「でもお似合いだよねあそこ」
「どっちとくっついて欲しいと思う？」
………何も、言われない…？
―――言ったろ、今のお前なら大丈夫だって
今の私は、みんなと居ても良いんだ
今だけは…
キ「なぁに人の姫様勝手に取ってんすかねぇ？」
貴「わ！」
後ろに引っ張られて背中から受け止められる
とうの本人はムスッと機嫌の悪そうな顔で二人を見ていた
シャ「何って、お前の姫様盗んだだけやけど？」
鬱「あーあ、バレてもうたなぁ。実は僕も、グルなんよねぇ」
ト「いや僕トンですけど」
茶番≪ちょっと今良いとこだから≫
ト「ｱ、ﾊｲ」
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yu-kari - 頑張ってください(*^-^) (2018年10月17日 19時) (
レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - yu-kariさん» コメントありがとうございます！亀より遅いですが、更新頑張ります！！ (2018年10月17日 17時) (レス) id: a14ef8aee6 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kari - とても面白いです！続き待っときます！あと、続編おめでとうございます！ (2018年10月17日 16時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
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