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「まぁ、いつものことやろ。」
俺らの視線の先には、ひとらんの頬にキスをするA。
どうやら、ロボロとひとらんとシャオロンとシッマの4人が、じゃんけんで勝ったらAにキスをしてもらえるという意味のわからんゲームを始めたらしい。
「あ、今度はシャオちゃんに。…ええなぁ、俺も混ぜてほしいわ。」
羨ましそうにそちらを見る大先生。
「それなら、混ざってくればええやん。」
まぁ、そう言ってもこいつは行かないんやろうけど。
「…いや、ええわ。」
ほらな。
「いつも思っとったけど、お前らなんなん？お互い憎み合ったりしてんの？」
冗談交じりにそう言い、グラスを傾ける。
「は？なわけないやろ！少なくとも俺は、Aちゃんのこと大好きや！彼女とあんなことやこんなことをする妄想をいっつもしてんねんぞ！」
…いや、後半めっちゃキモいな。
聞かなかったことにしとこ。
そんなことを話している間に、何があったのか、Aはグルさんの目の前に移動していて。
「グルッペン？」
んふふ、と笑った彼女はそのまま、
ソファに座るグルさんの膝の上に、向き合うように跨った。
「ほう…、ええ景色やな。」
下からAのことを眺め、グラスのワインを口に含んだグルさんは、
そのまま、彼女にキスをした。
口移しによって、ワインを口に含んだAは、グルさんを見つめたまま、それをゆっくりと飲み込んだ。
ヒュ〜！と冷やかすような声が部屋の所々から聞こえる。
…いやぁ、この光景はさすがに下半身にくるものがあるな。
なんて、チラリと横の大先生に目を向ければ、その顔は赤く染まっていて。
「え、大先生その反応、まさか童貞…？」
「いや、ちがっ、これはちょっと思い出して…！」
思い出して？
「なにを思い出したん？」
過去の女とのことかなにか、思い出したんか？
「な、なんでもないわ、はははは…。」
誤魔化すように笑い、そのまま後退りながら離れていった。
なんなん、大先生。
…まぁええわ。
盛り上がっている声が聞こえてそちらを向く。
どうやら、今度はじゃんけんで勝った奴がAに口移しでワインを飲ませることができるゲームに変わったらしい。
「なー！俺も混ぜてや！」
…俺にも跨ってもらおうか？
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咲華☆(プロフ) - えなさん» コメントありがとうございます！いつのまにか非公開になってしまっていました…！えなさんのコメントがなければ、気付くのがもっと遅くなっていたと思います。本当にありがとうございました！これからも応援よろしくお願いします。 (2018年3月14日 0時) (
レス) id: ae69016188 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - はじめましてコメントさせていただきます。いきなりで大変申し訳ないのですが46話が飛んでしまっていますかね？貴方様の文章はとても魅力的で毎日楽しませて頂いていますのでこれからも更新頑張ってください！ (2018年3月13日 17時) (レス) id: 7da7be48be (このIDを非表示/違反報告)
咲華☆(プロフ) - にゃんすさん» お褒めの言葉をそんなにたくさんありがとうございます！とっても嬉しいです…！更新頻度は落ちますが、にゃんすさんの為にも完結まで頑張りたいと思います。大先生にも頑張ってもらうつもりなので、これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月2日 13時) (レス) id: ae69016188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんす(プロフ) - 陰ながらいつも更新を待ち望んでいる者です。早く続きが気になるというやましい理由ですがコメント失礼します。誤字も少ないし文の構成もとても読みやすく、話自体も先の展開が気になる素晴らしい作品だと思うので、これからも頑張ってください！あと大先生も頑張れ！ｗ (2018年3月2日 0時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)
咲華☆(プロフ) - なっつさん» はじめまして！こめんとありがとうございます。そう言っていただけて、とても嬉しいです！頑張ります！！ (2018年2月22日 16時) (レス) id: ae69016188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲華☆ | 作成日時：2018年2月19日 20時
