城 ページ12
Aside
私は今車に乗っている
城に行くためだ
時折コネシマさんやゾムさんが耳に手を当て話していた
それ以外音は聞こえなかった
ut 「もうすぐ着くで」
その言葉から30分程だろうか、時間がたった
ut 「着いたで、ここで降りや」
馬鹿でかい城門をくぐったところに鬱さんは車を止めた
降りた先には1人の黒髪で赤い目、眼鏡をかけた男性がいた
赤いマフラーを巻いている
？？？ 「遅い！いつまで待たせる気や！？」
zm 「悪い悪い………」
？？？ 「いやホントなんでこんなに遅くなるねん！？書類増やそか？」
kn 「ちょっとそれはやめてくれや…ほらっ…大先生の運転が遅くて…」
ut 「なんで俺ぇぇ！？」
？？？ 「はぁ………もう茶番はええから早よ行くぞ………」
その男性がふと私に目をとめる
？？？ 「ほう………この子が………」
赤い瞳で見つめられる
まるで品定めされているようで私は思わず見つめ返す
？？？ 「………まぁ、行くぞ、グルさんがずっと待ってるからな」
そして当然目をそらす
私には何故見つめられたのかよく分からなかった
鬱さん達は普通に城の中に入っていく
私も後を追う
私は何かあった時の為城内の間取りを全力で頭に叩き込む
その時私は軽いデジャヴを感じた
「ここは………？」
kn 「どうかしたか？」
「私………ここに来た事があるような気がします」
すると一瞬ほんの一瞬鬱さん、コネシマさん、ゾムさん、そしてもう1人の男性まで私を見てきた
zm 「そうか………」
ut 「いつか分かるで」
また無言で歩き出す
やっぱり私はここに来た事がある
何というか同じ出来事を以前経験した気がする
これはただの気のせい？
それとも鬱さんの言う通りいつか分かるの？
しばらく歩き………
？？？ 「着いたで」
「ここは？」
聞くべきか迷ったが聞いてみる
？？？ 「………総統室だ」
何階分上がったっけ？
でもここが最上階らしい
目の前には重そうな扉がある
コンコン
男性が扉をノックする
？？？ 「入れ」
部屋の中からバリトンボイスが聞こえてきた
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あき - 子豚さん» ありがとうございます(^^)トン氏もどんどん出していく予定です(^^)v (2019年10月12日 22時) (
レス) id: 4d9324cb3b (このIDを非表示/違反報告)
子豚 - 赤いマフラーって………絶対あの人だよね！？続き楽しみにしてます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: 447dd30958 (このIDを非表示/違反報告)
あき - ありがとうございます。活躍（？）をご期待ください。 (2019年10月9日 23時) (レス) id: 4d9324cb3b (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル - 鬱先生推しです。なんか活躍してくれそう(*≧∀≦*) (2019年10月9日 23時) (レス) id: 571eaba622 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年10月7日 21時
