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休み時間、中庭へ行ってみるとやはりコネシマさんが居た。
俺が来たことに気づいて、こちらに手を振ってくる
「こっちや、ショッピ君！」
「そんな大声出さなくても見えてますよ…って、あれ、どうしたんですかその傷…？」
ふと見ると、コネシマさんの腕や顔、首など肌が出ている部分そこら中に無数の痣が出来ていた
俺が気になって尋ねると、コネシマさんは少し困ったように笑いながら「なんでもないで！」と言う
「…そうっすか」
コネシマさんが言いたくないのならこれ以上詮索してはいけないだろう
そう思ってここはあえて受け流し、コネシマさんの隣に腰掛ける
「…あ、そう言えば」
コネシマさんに言おうとしていたことを思い出して、言葉を発する
「コネシマさん、今日の放課後暇っすか？ちょっと街で遊びません？」
そう言うと、コネシマさんはびっくりしたような顔をしたあとに少し寂しそうに視線を伏せる
「遊びたいのはやまやまやけど……生憎、孤児院暮しやからお金持ってへんねん。」
「それなら大丈夫っすよ。薬師の師匠に友達が出来たって話したら、遊んでおいでってお金くれたんで」
「え、ほんまか！？」
ばっと顔を上げてそう言うコネシマさん
ポケットからお金を少し出して見せれば、「ほんまやん……」と言って目を丸くさせていた
「…でもこれ貰いすぎなんちゃう？しかも、人のお金で遊びに行くのは申し訳ないで…」
「大丈夫っすよ、師匠も"ショッピと仲良くしてあげてね"って言ってましたし。一緒にご飯でも食べに行きましょ」
実際、昨日Aにコネシマさんのことを話したら「折角だから夕御飯でも一緒に食べておいで」とお金をくれた。
コネシマさんが孤児院暮しだということを言ったのもあるだろうが、純粋に俺に友達が出来たことを喜んでくれた
薬師の仕事はやはり儲かるらしく、蓄えに余裕はあるからお金のことは気にしなくていいらしい。
ありがたいことだ
「…なら、お言葉に甘えるわ！」
「フフ、じゃあ放課後玄関で会いましょ」
「おん！」
そう言って中庭を出てコネシマさんと別れ、授業開始のチャイムが鳴る前に教室へと戻った
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澪(プロフ) - 初めまして、続編が出てることにこの間気づきました。続きを読みたいのですが、Twitter等々やっていないのですが、Twitterじゃないと駄目ですかね､ (2020年5月18日 3時) (
レス) id: 46710531e6 (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - yua_skyさん» 長いのに一気読みしていただいて…嬉しいですありがとうございます(´；ω；｀)着いてきてくださるなんて本当に嬉しすぎます、全て承認＆フォロー返ししてるので心配なさらなくて大丈夫ですよ！！！ (2019年12月27日 18時) (レス) id: bd02fe3886 (このIDを非表示/違反報告)
yua_sky(プロフ) - 初見です(多分)今日の朝に見つけてやっと読み始めてここまで読みましたがなにこれめっさおもろいすきってなりました、続きめっさ気になるので着いていきたいです！！フォローしたら承認してくださりますかね？(心配) (2019年12月27日 17時) (レス) id: 21b1ac3e54 (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - 夜月雪咲さん» いえいえこちらこそありがとうございます！ (2019年10月28日 17時) (レス) id: bd02fe3886 (このIDを非表示/違反報告)
夜月雪咲(プロフ) - 音羽リンさん» ご丁寧にありがとうございます (2019年10月28日 10時) (レス) id: d7ac20ddf7 (このIDを非表示/違反報告)
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