【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

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〜Aside〜


『ショッピ君は、彼女つくらないの？』


shp「失礼なこと言いますね」


『あはっ、ごめんって』


正直なところ、ショッピ君はモテる方だと思う。


少々無愛想な所もあるけれど、普通にイケメンの部類に入るし優しいし仕事できるし…


この間だって、違う部署の女の子達が「狙っちゃおうかな！？」って話していた。


shp「先輩は、遠藤先輩と結婚しないんすか？」


『えっ』


その質問に思わず少し固まってしまう


私は、秀也と結婚したいと思っている


そう、私は…


『…そこまでは考えてないかなぁ』


少し笑みを浮かべて答えると、ショッピ君は少し探るような顔をした後にふっと笑った


shp「先輩達はお似合いのコンビだと思いますよ。結婚式は呼んでくださいね｣


『うん、ありがとう』


秀也の事を言われると心が痛い。


でも、この気持ちを誰かに打ち明けることもできない…どうすればいいんだろう


shp「じゃあ俺そろそろ寝ます、また明日」


『うん、また明日ね』


ショッピ君と別れて部屋に入ると、もう時刻は0時を回っていた


今日はもう彼は帰ってこないのだろう


そう思って電気を消して布団に入る


『…寂しいなぁ』


その言葉は、誰にも聞かれることなく虚空に消えた


もう寝ようと目を閉じた時


ｶﾞﾁｬｯ


玄関の扉の開く音が聞こえた



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たった数時間で評価とヒット数が跳ね上がってました
本当にありがとうございます‪( •̥ ˍ •̥ )‬

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