【w.r.w.r.d】信頼なんてもの【軍パロ】 (ページ25)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:97,037 hit

23 ページ25

you side
×××××××××

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そして昼頃にその姫様はやってきた。

従者に手を引かれ出てきた姫様は

私とは違って女の子らしいドレスを見に纏った華奢な体をし

戦争とはまるで無縁な人だった。

「皆様、お初にお目に掛かります」

「私、β国からやって参りました。」

「フローライト・ダチュラと申します。」

gr「この度は此方へ足を運んで頂き感謝しております。」

とそこにはこの国に相応しき総統の顔があった。

gr「それでは今日からよろしくお願いいたします。」

fl「ええ、こちらこそ」

その瞬間、彼女が此方を鋭い眼光で見てきた

それからというもの姫様はまるで幹部は全員自分のモノだとでも言うように

片っ端から一人ずつ誘惑していった。

そしてしばらく日が経った頃

fl「ねぇ、貴方少し此方へ来て頂戴。」

姫様に呼ばれ着いて行く私

ここで嫌な予感がしたが私は気にせずに行った。

ここで止まっておけば良いものの

fl「貴方、少し私にとって邪魔なのよね。」

fl「だから」

＿＿＿＿消えてくれない？＿＿＿＿

そう言って姫様は持っていたナイフで自分を傷ずけていた。

そして

fl「いやぁーーー！！！」

と耳を割くような声。

なんと典型的なやり方だった。

だが私はそれに乗った。

そして全員が来て

sha「お、おいこれAがやったんか…？」

『ええ、少しストレス発散にと』

kn「マジかよ…？」

fl「うっ…ふっ…」

といった下手な泣き真似でみんな騙された。

os「もう近寄ってくんじゃねぇ」

もうこれには笑ってしまいそうだった。

だが、

gr「おい、大丈夫か」

と手を差し出す総統とロボロとペ神。

『え、何で？』

rbr「何でって、お前がそんな事せえへんやろ？」

sn「ほら、泣いてもいいんだよ」

此処で私はこの軍で初めて泣いた。