【w.r.w.r.d】信頼なんてもの【軍パロ】 (ページ13)

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you side
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先程はとてつもなく幸せな時間を過ごした。

今は"あの子達"への手紙を書いている。

今は何をしているのだろうか

10日後が楽しみで仕方がない

だがそれと同時に

此処の人達の事も考えてしまう

私が居なくなった後はどう成る？

そう考えていると

「にゃ～」

窓から猫の鳴き声がした。

この子はショッピさんと一緒に世話をしていた子だ

今はもう野生に戻り、野良猫と化している。

日光に当たって青にも見える紺色の毛は

私の髪と似ている様で似ていない

イエローダイヤモンドとアクアマリンを埋め込んだ様なオッドアイは

私を探る様に見透かしている。

「にゃ～？」

嗚呼、そんなに見ないでくれ

＿＿＿＿＿「この猫可愛くないっスか？」＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿「俺らで育てましょうよ。」＿＿＿＿＿

薄い紫色の彼を思い出す。

『ごめんね、ショッピさんは居ないんだ。』

すると

猫は私にスリスリと心地良さそうに体を寄せてきた

『…ほんとにごめんね、、』

私は声を出さないようにすすり泣いた。

私は猫にターコイズブルーのチョーカーを着けた。

これは前にショッピさんから頂いた物だ。

『ごめんね、私はもう此処から居なくなるの』

『だから、次からはショッピさんの所に行きな。』

猫に通じる訳も無いのに

すると猫は

「にゃ」

と返事をする様に鳴いた。

そして猫は何処かへ行った。

ふと窓を見ると

空は紺色になっていた。