#7 膝枕 ページ8
貴女side
『遅いなあ』
もう11時だよ？
一昨日からともが東京に行った。
一緒に行きたかったけど作業が溜まっていたので無理でした
『今日帰って来るはずなんだけど』
電話、、しようかな。
そう思って携帯を手に取ろうとすると
｢ただいま｣
元気なさげに旦那さんが帰ってきました
『おかえり、遅かったね』
｢んー｣
荷物を置くと腰に手を回し、頭に顎を乗せてきた
『お風呂、先に入ってきて』
手を退かし催促すると
｢一緒に入る?｣
何て冗談を言ってくる
『早く行ってきて』
.
ぼーっとともがお風呂から出てくるのを待ってる
｢A｣
お風呂から出たともに後ろから抱き締められ
｢ね、お願い事聞いて｣
色っぽいその声に胸が高鳴るのが分かる
『なに』
｢膝枕、して。｣
.
『はい、おいで』
膝の上を叩けば
｢んーっ｣
犬みたく人懐っこくこちらに来る
『膝枕して、なんて』
言われたこと無かった
｢今日は疲れちゃった。｣
｢頑張ったから、、ご褒美。
頭撫でて、えらいえらいって｣
私の服の裾を掴み上目遣いでそう言ってくる
『ん、頑張った。
えらいえらい』
期待に応えるように優しく頭を撫でれば
｢えへへ｣
ともは嬉しそうに目を細めて笑う
『髪の毛ふわふわ〜』
｢Aの髪もふわふわだよー｣
｢今日ね、ぺんちゃん達がね…｣
私の膝の上から起き上がり、楽しそうに今日あった出来事を話始める
『ふふっ』
その光景が可笑しくって可愛くて笑みが溢れる
｢って、聞いてる？｣
『聞いてる』
｢…なんで笑ったの｣
『可愛いなって。』
｢可愛くない｣
そう言いながら頬を膨らませるとも。
そういうのが可愛いんだよ
『膝枕は？もういいの？』
｢ん、もういい。ありがと｣
よし、それじゃあ寝よう。
そう思い立ち上がると
｢A｣
『ん？』
ともは私の手首を掴み、空いた手で
｢えらい、えらい。｣
私の頭を撫でた
『え、何急に』
私が困惑していると、
｢お返し〜｣
と微笑みながらまた、撫でてきた。
…私の旦那には敵いません。
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りあか - …お疲れさまでした！そしてありがとうございました！帰ってくることを…ずっっっっと待ってますからね！永遠に応援しますね！ (2020年10月20日 11時) (
レス) id: f85966beb3 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ - 黒猫娘。さん！お疲れ様でした。そして、ありがとうございました！! (2017年12月14日 20時) (レス) id: 5cd1a09260 (このIDを非表示/違反報告)
狐火＠リリ(プロフ) - 黒猫娘。さんの作品に出会えてよかったです！お疲れさまでした！そして黒猫娘。さんの作品に出会わせてくださり、ありがとうございました！！！ (2017年12月13日 21時) (レス) id: 3d7069cc73 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー@そらるさんlove( 〃▽〃)(プロフ) - 辞めちゃうんですか…？戻ってきてくれることを願っていつも応援してます！ (2017年12月12日 19時) (レス) id: a9a4d4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
白夜月(プロフ) - 柚子さん» うん、待ってる！！ (2017年11月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫娘。 x他1人 | 作成日時：2017年5月22日 18時
