プレゼント ページ29
バサバサバサッと、持っていた紙を全て落とすぴくさん。
『ちょ、なにやってん…』
pkt「酷い！！初恋泥棒！！」
『初恋泥棒！！？』
pkt「30代独身だったら付き合ってもいいかなって言ってたじゃん！！」
『いやそもそも』
pkt「皆すぐそうやって俺の知らないとこで彼女とか作ってさ！もういいよお幸せに！」
『一回落ち着け！！』
と言い、私はぴくさんの頭を引っ叩いた。
「ぐえっ」と情けない声を漏らし、ぴくさんは倒れる。
グルさんは“彼氏”と言われたことに大変満足したようで、ドヤ顔でぴくさんを見ていた。ちょっとムカついたので腕を叩く。
『…せっかくだし、なんか買ってくけど。ぴくさん大丈夫？』
pkt「…分かった…」
並んでるアクセサリーを見る。
個人的な話、私は結構寒色が好きだ。
水色とか青とか。
『綺麗…』
水色の綺麗な宝石が埋まった指輪が目にとまる。
どこまでも広い空のような綺麗な宝石。…コネシマの瞳を思い浮かべた。
gr「……こっちにしないか？」
グルさんは不満気な顔でとある指輪を指した。
真っ黒な宝石が埋まっている。
こんなの見たことないな。高そう。
『あー…なるほど。でもなんか高そうじゃ…』
gr「俺が買おう。おい、店主。」
オイ問答無用かよ
グルさんは私の抗議の声も聞かずにお買い上げをした。
この総統金銭感覚おかしすぎてムカつく。
『てか指輪って…男の人に買わせるの申し訳ないですよ。』
指輪を男性から女性に送ると言ったら、まあなんというか…プロポーズのイメージの方が大きい。
上司部下の関係なのに、こんなの買わせちゃって大丈夫か？
gr「知ってるか？A。」
『はい？』
gr「指輪はつける位置によって、意味が変わるそうだ。」
そう言うと、グルさんは私の左手の人差し指に指輪を嵌めた。
キラキラとした光が宝石から溢れているように見える。
『…綺麗、』
思わず、そう声を漏らした。
pkt「だろ〜？それうちで一番高いやつなんだよね。」
gr「気に入ったか？」
『うん。ありがと。』
にへ、と笑みを浮かべる。
gr「う、お……」
pkt「ちょちょ、Aその笑みはアウト！」
何故だろうか。
2人が真っ赤な顔でわたわたと暴れている。
『…そんなキモい？』
2人をギロリと睨む。
乙女の笑みをキモいだなんて言語道断だ。
しばらくすると2人は汗をかき、慌てた様子でこう言った。
「「もうやめてくれ！！」」
『ぴったりね』
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はっぱ*(プロフ) - アリアさん» ﾜ"ｧｵ"…私も好きですわ…応援なんて嬉しい…！！私が神なのではなく、コメントをしてくれる貴方様が優しさを司る神なんですね分かります。番外編も読んでくれるなんてほんとに神様ですか、そうですか、完全に理解しました好き(???) (2022年8月15日 19時) (
レス) @page41 id: 073070774a (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 番外編で思ったこと私はその式場のバージンロードになりたいそれか客席やな(( (2022年8月15日 18時) (レス) @page11 id: 14df6566fc (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - ｱﾞ〜,,好き。（唐突）応援しとります( ◜𖥦◝ )作者さん神すぎ (2022年8月15日 18時) (レス) id: 14df6566fc (このIDを非表示/違反報告)
はっぱ*(プロフ) - はむすんさん» うわーーーありがとうございます！！期末は資源の無駄です(断言)いろんな意味でテスト終わったので更新しようと思います！コメントありがとうございました！ (2022年7月2日 19時) (レス) id: 073070774a (このIDを非表示/違反報告)
はむすん - 訂正！テストしかないですね…すいません。作品大好きです！ (2022年6月30日 19時) (レス) id: 9168e983eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっぱ* | 作成日時：2022年1月11日 15時
