いつか、絶対 ページ22
心が痛くなる。
らだおにこんな表情をさせたくなかった。
『…大切な人、なんですか？』
rd「うん。俺の一番…大切な人。」
rd「…セルカに気があるように接してるのだって、全部その人の情報を集めるため。
a国と同盟を組んだのもそう。アイツらは俺らを支配してるみたいだけど、
もっと大きい国になれればいい。そうしたらきっと…その人も俺を見つけてくれ
る。」
『…それは、』
それは…私だ。
らだおに言いたい。ここにいるよと。大丈夫だよ、と。
もういいじゃないか、神様。
私達にどうか救いをくれたって。
そんな一時の感情で告白してしまえばどうなるか、私も分かってる。
今すぐ頭を撫でてあげたいのに、届かないんだ。
rd「情報、あるなら吐いて。知ってるんでしょ？」
『なんで私が知ってると？』
rd「勘」
『おいマジかよ』
うっかり普通の口調で喋ってしまう。
真顔で言われるのは流石にツボった。
『…全部終わったら会いに行く、と伝言を預かってます。』
rd「ｯえ…？ほんと…？」
『はい。私はここで失礼します…見逃してくれますか？』
rd「…あー、いいよ。姉さんに大好きって伝えといて。」
思わず口角が上がる。
あー、だめだ私。今はアンなんだから。
『ありがとうって、ミランダさんとミイさんに伝えといてください。』
窓を開けて、飛び降りる。
風が心地よい。
rd「…仕事戻るかぁ。」
いつか絶対、会いに行くからね。らだお。
私は運営国を出た。
_______________
rd side
rd「……姉さん、元気にしてるかな…」
kyo「？どうしたらっだぁ」
「どうしたのらっだぁ？元気ない？」
きょーさんとセルカに心配された。
きょーさんはいいけど、セルカの対応に迷う。
rd「いや、別に？てか今度我々国行くってよ。セルカも来る？」
「え！？行く行く！！確か…我々国って私の同期の子がいるんだよねぇ〜！！」
kyo「セルカの同期？国を出てったやつってことなん？」
「うん。なんか派遣されてった？みたいな」
我々国とも友好関係を築けばそこそこ国も安定してくるはずだ。
もしいつか姉さんがうちの国に来た時も安心できるようにしないと。
rd「…いつか絶対、会いに行くから。姉さん」
2人に気づかれないよう、そっと呟いた。
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はっぱ*(プロフ) - アリアさん» ﾜ"ｧｵ"…私も好きですわ…応援なんて嬉しい…！！私が神なのではなく、コメントをしてくれる貴方様が優しさを司る神なんですね分かります。番外編も読んでくれるなんてほんとに神様ですか、そうですか、完全に理解しました好き(???) (2022年8月15日 19時) (
レス) @page41 id: 073070774a (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 番外編で思ったこと私はその式場のバージンロードになりたいそれか客席やな(( (2022年8月15日 18時) (レス) @page11 id: 14df6566fc (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - ｱﾞ〜,,好き。（唐突）応援しとります( ◜𖥦◝ )作者さん神すぎ (2022年8月15日 18時) (レス) id: 14df6566fc (このIDを非表示/違反報告)
はっぱ*(プロフ) - はむすんさん» うわーーーありがとうございます！！期末は資源の無駄です(断言)いろんな意味でテスト終わったので更新しようと思います！コメントありがとうございました！ (2022年7月2日 19時) (レス) id: 073070774a (このIDを非表示/違反報告)
はむすん - 訂正！テストしかないですね…すいません。作品大好きです！ (2022年6月30日 19時) (レス) id: 9168e983eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっぱ* | 作成日時：2022年1月11日 15時
