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私が怠そうな目でもう一度ぴくさんを見れば
p1「だ、だって…みんな血相変えて俺に電話してくるから…」
声にもならないような小さな声で言い訳を作るぴくさん。
人差し指をくるくると回しながら私の方をちら、ちらと見てくる。その仕草がどうも可愛くて許してしまう。
『許す！』
よしよしと頭を撫でると
p1「辞めて｣
とガチトーンで言われた。
『悲しきかな…』
ーーー
皆が帰った後。
一人ぼっちで少し寂しくって。
冷蔵庫に何か入ってないかとベットの隣の
小さな冷蔵庫を開いた。
冷凍庫も冷蔵庫の中にあり
その中に
長い間冷蔵庫に入っていたからか少し霜の付いたアイスと
「先輩ってよりも、この俺！ゾムさんを頼れ！分かったな！ 実より。」
と言う手書きの文字とよく分からない生物のイラストが描いてあるメモ用紙が1枚。
先輩なのかゾムさんなのか縁山実なのか
どっちなんですか…とすこし小さめに笑ってから
スプーンを取った。
カップにも入っていない、私が先輩にあげた食器に入っている所を見ると手作りなのか…
先輩のおすすめのアイスでも入ってると思っていた。
先輩が急いで作ってここまで運んできてくれたことを思うとすごく、微笑ましくて
大変なお願いをしてしまったことに罪悪感を覚えた。
けど、まだ先輩が寝ていないうちに感想を送りたい。
食べるのがとてももったいないが少しワクワクしながらアイスをスプーンで掬い口元に運んだ
ひんやりと舌の上で溶けるアイス。
ほのかにバニラ風味がする
けど、なんか甘いけど……苦い？
まぁ手作りだしな。
先輩が余計なもの沢山入れるのは容易に想像が着く
前作ってもらった料理も美味しかったけど
でも、自分のために作ってくれたもの。
その事実だけで両手に収まる器に入っている
アイスが美味しく感じて
先輩にLINEした。
ーーー
アイス。美味しかったです。手作りだとは思いませんでした…ありがとうございます。嬉しかったです。
オメガバセクハラカス先輩ん、そうか。良かったわ。はよ寝るんやぞ
ーーー
先輩、起きてた。良かった…
先輩の返信に既読をつけ
全て口に運び歯磨きを済ませ天井を見つめた。
自分の家ではない部屋。
不思議な感覚だ。
そうか、私2週間やる事ないのか。
今まで働き詰めだった私には違和感しかない。
ぼーっとしていても、何にも追われない。
私は今、夜更かしして明日昼に起きても
誰にも怒られないのだ。
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ぽわ(プロフ) - 游月さん» ありがとうございます気づきませんでした…!!助かりました<(_ _*)> (2022年6月22日 17時) (
レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 柚衣さん» わぁ！ありがとうございます…!!とても嬉しいです!!ご注意ありがとうございます…気づきませんでした…!!ありがとうございますm(_ _)m (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 三月さん» ありがとうございます…!!気づきませんでしたすみません…┏○ﾍﾟｺ (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - あまあまねさん» わぁあ本当ですね！？通知が溜まって見れずに気づきませんでした…ありがとうございます…!! (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
游月(プロフ) - オリ、フラ立ってますよ (2022年5月28日 7時) (レス) id: b6be8fe32c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ（ラテ） | 作成日時：2022年5月25日 1時
