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彼女のリアルイベントに。
到着してまず驚いたのはとにかく会場が大きかった。
配信で
「思ったより大反響で、会場広いところに変えてもらうことになったので割とたくさんの子が来れるんじゃないかな〜？」
と言ってくれていたのである程度身構えてはいたが
それ以上だった。
中に入れば受付には行列ができていて
バレないとは思うが天パを隠すために帽子をかぶりマスクをしてサングラスをして…
いや傍から見れば完璧不審者だなこれ
そんなことを思いながら自分の席に座る。
しばらくすると照明が消え
次に照明が着いた頃には彼女がいた。
上半身はパネルで隠されており顔は見えないけれど
動作を見るだけであのスタッフさんだと直ぐにわかった
本当に、Aさん…なんだよな。
気づけば僕は禁止されているはずの写真を
パシャリ、と1枚取ってしまった。
楽しい時間も直ぐに終わり握手会の時間となった。
けど僕は握手はしなかった。
それは単純に彼女に触るのが恥ずかしくて、
心の準備ができてなかったから。
そんな男子中学生のような理由だ。
僕はイベント終了後
裏口近くのカフェで数時間時間を潰していた。
魔が指した訳では無い。
我慢が出来なくなった、と言えばいいだろうか
もう外が暗くなった頃彼女と僕のよく知った顔1人と
スタッフさん達がイベント会場の裏口から談笑しながら出てくる。
彼女だ。
本当に、彼女だ。可愛い。可愛い。
あの日見た以来顔を見る機会なんてなかった
これから打ち上げかなと思ったがそのまま帰るらしい。
あぁそうか、そうだった。彼女は社畜なのだ。
まぁ僕にとっては好都合だ。
彼女がふー、と疲れきったまま改札を切る。
疲れているのかあとをつける僕に気付きもしない。
同じ車両で、こんなに狭い空間で、彼女と同じ息を吸ってると思うと酷く感動した。
彼女の最寄り駅が判明した。
本当はこれが目的だったのだがどんどん欲張りになるのは人間の悪い癖で
俺が気づいた頃には彼女の家の前まで来てしまっていた。
彼女は僕に気づく様子もなく独り言を呟きながら家へと入る。
パシャリ、家に入る写真を撮って
僕は興奮した顔を抑えながら近くのビジネスホテルへと泊まった。
ホーム画面をAさんの今日のイベントのものにして
見る度に、ふふ、ふふ。とニヤケが止まらない。
僕は気づけばこっちに入り浸るようになっていた。
月に2度この街に来て彼女を追いかける生活。
僕より彼女に近い人はいないと思っていた
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ぽわ(プロフ) - 游月さん» ありがとうございます気づきませんでした…!!助かりました<(_ _*)> (2022年6月22日 17時) (
レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 柚衣さん» わぁ！ありがとうございます…!!とても嬉しいです!!ご注意ありがとうございます…気づきませんでした…!!ありがとうございますm(_ _)m (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 三月さん» ありがとうございます…!!気づきませんでしたすみません…┏○ﾍﾟｺ (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - あまあまねさん» わぁあ本当ですね！？通知が溜まって見れずに気づきませんでした…ありがとうございます…!! (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
游月(プロフ) - オリ、フラ立ってますよ (2022年5月28日 7時) (レス) id: b6be8fe32c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ（ラテ） | 作成日時：2022年5月25日 1時
