『広告の人』 ページ15
1年ぐらいだったある日。
僕は街で、彼女を見つけた。
ばったり会った、とかいうそんな奇跡や少女漫画的なことは起こっていない。
街で、彼女の広告を見つけたんだ。
企業の案件だろうか。大きく彼女のイラストが貼られている。
まだこの時の僕は
あのスタッフの人がAさんだということは知らなかった。
けれどAさんのことは知っていた。
なんせ、ゲーム実況会でのトップ3ぐらいには入るほど人気な彼女だったから。
よく知ってる訳でも無い。ぺいんとさんが
Aさんのファンでよく見ていたから知っているだけ。
僕は、街に堂々と大きく表示されている彼女の広告を見て、酷く感動したのを今でも鮮明に覚えている。
今まで知り合いに自身の職業がゲーム実況者と名乗るのが恥ずかしかったから。
嘘をついて企業に勤めてると言ってきた。
けれど、彼女は堂々としていて。
あそこまで行けば僕も恥ずかしくないのかな。
いや、ボクのしている仕事は、恥ずかしく、
ないん、だよな。
僕は彼女みたいに大きくなりたくて
活動に、本腰を入れ始めた。
まぁ、今でも全然越すなんて見えてこないのだけれど、
3年前なんてまだゲーム実況という存在すら世間に知られてなかった時代に、都会に蔓延るビルに
彼女が大きく映っていて、
僕はその日から彼女のファンになった。
知れば知るほど引き込まれてゆく。
話が本当に上手くて、彼女のことをどんどん知りたくなるも
彼女はリアルを絶対に透かさない。
所詮僕はリスナーだからしょうがないんだけど。
リスナーを続けて、もう3年過ぎた。
そんな僕に、転機が訪れたのはほんの3日前
ぺいんとさんと僕がAさんの大ファン
ということを見越してらっだぁさんがのみに誘ってくれた。
これは今まで生きてきた、全てのご褒美だと僕は思った。
いつも通りのクロノアさんと息が詰まりそうな僕。
2人でまず集合した後、僕達は新幹線に乗った。
名古屋からぺいんとさんが合流し
また新幹線を乗り継ぎ関西方面へ向かった。
クロノアさんが急遽4日とってくれたホテルで
僕達は計画性のない即興旅行となったので
簡単に現地の名物や色んなところを調べ
慌ただしい新幹線の時間はすぐに過ぎ
到着した頃にはもう夕日が沈んでいて
慌ただしくホテルにチェックインした後
すぐさま約束の居酒屋へ足を運んだ。
幸いぺいんとさんはこの土地に詳しい様で助かった
緊張しながら歩いていると
約束の居酒屋の近くの路地裏付近で
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ぽわ(プロフ) - 游月さん» ありがとうございます気づきませんでした…!!助かりました<(_ _*)> (2022年6月22日 17時) (
レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 柚衣さん» わぁ！ありがとうございます…!!とても嬉しいです!!ご注意ありがとうございます…気づきませんでした…!!ありがとうございますm(_ _)m (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 三月さん» ありがとうございます…!!気づきませんでしたすみません…┏○ﾍﾟｺ (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - あまあまねさん» わぁあ本当ですね！？通知が溜まって見れずに気づきませんでした…ありがとうございます…!! (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
游月(プロフ) - オリ、フラ立ってますよ (2022年5月28日 7時) (レス) id: b6be8fe32c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ（ラテ） | 作成日時：2022年5月25日 1時
