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……にしても昔見た人達の1人が言ってたな。
「15になったら迎えに行く」って。誰だったかなぁ、なんて呑気に考えながら歩いているといつの間にか調理場についていた。
『…っと、水水。』
そう言いながら水をコップに注ぎ、飲み干してからコップを元の場所に置いて調理場を出る。
…あれ？
他の人たちは自室にいるはず…なのに、
どうして目の前にある会議室の光が付いているの？
そう。会議室の電気がついており、少し開いた扉から光が漏れ出ている。
…そして、人の話し声が微かに聞こえる。
誰だろう、と私は扉の隙間から盗み見た。
___私たちを連れてきた犯人かもしれない。
そんな期待をした私がバカだった。
中にいたのは…私とゾムさん以外の全員だった。
gr「…各自報告。」
rb「まだ監視カメラつけた訳やないからわからんけど…部屋の中探索したっぽいから“アレ”は見つけてると思うで。」
em「私は他を見てみましたがどこも探索した跡がないので自室以外はまだかと。」
gr「他は何かあるか。」
os「ないめう〜。」
ci「俺もないで〜」
ht「うん、俺も。」
sha「なぁ、まだ喰っちゃだめなん？俺らだいぶ待ったやん。」
tn「まだに決まっとるやろ。人喰うことしか目のない狂犬どもは黙っとれ。」
sha「あﾞぁ？人間風情がしゃしゃり出てくんなよ。」
ut「まぁまぁ、トンちもシャオちゃんも落ち着いてや〜。まずは信用させるとこからやで、すぐにがっついても面白くないやろ？」
私の見たみんなは、最初見たときは違って、
耳や尻尾を生やしたり、牙を出していたり…普通とは思えない見た目をしていた。
報告？喰う？がっつく？
そんな言葉を聞いて私の頭が混乱するばかり。
そんな中シッマとショッピ君が口を開いた。
kn「なぁ、Aは俺らのこと覚えとったか？」
shp「いや、最初の反応を見るに覚えてなさそうですよ。」
まぁ、“あんなこと”があっちゃ覚えとる訳ないか、とシッマが呟くと一番奥に座っていたグルッペンさんが口元を歪ませ恐ろしい言葉を口にする。
gr「…いや、案外、覚えているのかもしれないゾ？
なぁ、A。」
『ﾋｯ……!』
そう言ってグルッペンさんが私の方を見る。
…完全にバレてたんだ。
急いで、逃げないと。そう思い後ずさると何かにぶつかり、また声を出す。
後ろを振り向くと…ギザギザな歯と牙を見せながら狂気的な笑みを浮かべ、私の腕を掴んでいるゾムさんだった。
zm「どこ行こうとしとるん？」
______
展開早いですね()
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モモンガ - 続き楽しみです (2023年2月22日 22時) (
レス) @page10 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月30日 15時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - シルビアたんさん» 神じゃないですよ全然！！読者さんが楽しく読んでくれればそれでいいので！！ (2019年12月26日 8時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
シルビアたん(プロフ) - あかつきさん・・・！！！ほんとにいいひと！てか神ですか！！！？？？ぞんぶんに楽しませていただきます！((www (2019年12月21日 19時) (レス) id: f1309550a6 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - シルビアたんさん» 私もzmさん推しです！！ほんとそれなって感じです…！w zmさん吸血鬼側にしたんで吸血される姿をご堪能ください…！ww (2019年12月20日 22時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかつき | 作成日時：2019年12月18日 23時
