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『……ど、どうしました？』
ut「いやぁ〜……Aちゃんはやっぱり笑ってたほうがかわええなぁって思ったんよ、みんなも！」
そう言って鬱さんが立ち上がり私の方に近づいてくる。
そして笑いながら私の肩に顔を埋めた。
その時に一瞬見えたのは牙のようなもの。
さっきのって、見間違え…じゃなかった？
すりすりと私の首に擦り寄ってくる鬱さんの髪が少し擽ったくて離れようとすると、「ぐえっ」という声とともにさっきまであった擽ったさが消える。
tn「何してんねん大先生‼」
os「Aちゃんこっち来るめう‼」
『ふぇ、え、はい……？』
どうやらトントンさんが引き離してくれたらしく、トントンさんが鬼の形相で鬱さんを叱りつけ、オスマンさんは私の腕を引っ張って鬱さんから離れたところに座らせ、他の面々は鬱さんを冷ややかな目で見ている。
再び始まる混沌空間…
どうしよう、と思っていた矢先、グルッペンさんがわざとらしい咳をすると周りは静まり立っていた人たちが再び席に着く。
gr「あー…先程は失礼。あとでしっかり叱ってお、きます…」
『あの…グルッペンさん。さっきから気になってたんですが…敬語、慣れてませんよね。別にいつも通りの話し方で大丈夫ですよ。』
さっきから違和感があったのは多分グルッペンさんの語尾。敬語になる時に若干の間が空いてることから慣れてないんだろうな、と思いそう言うと嬉しそうにグルッペンさんが、ありがとう、と述べ話し始める。
どうやら私が寝ている間、グルッペンさん達は少し探索をしたらしく、私達以外に人の気配はなかったこと、なぜか自分の部屋があり好みに沿って家具が置かれていたこと。そしてこの部屋の目の前に調理室があり冷蔵庫の中には沢山の食材が入っていたことを教えてくれた。
聞いた限りなんとも不気味な話で、窓の外を見るに今は真夜中。
真夜中になってもここに連れてきた犯人や使用人までしもが居ないのはおかしい。
どうするべきか、考えているとグルッペンさんが再び口を開く。
gr「部屋を見た限り危険物はなかったから各自休む場合は自室に居るようにしよう。そして食事はここで全員揃ってから食べるようにしよう。報告もできるし、居なくなった場合すぐに気付ける。」
確かに、そう思い頷くと周りも同じだった様子で静かに頷いたり、「せやな」と声を出す人もいた。
gr「では夕食は18時半にしよう。18時半までにここに集まるように。」
…18時半ね、遅れないようにしないと。
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モモンガ - 続き楽しみです (2023年2月22日 22時) (
レス) @page10 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月30日 15時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - シルビアたんさん» 神じゃないですよ全然！！読者さんが楽しく読んでくれればそれでいいので！！ (2019年12月26日 8時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
シルビアたん(プロフ) - あかつきさん・・・！！！ほんとにいいひと！てか神ですか！！！？？？ぞんぶんに楽しませていただきます！((www (2019年12月21日 19時) (レス) id: f1309550a6 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - シルビアたんさん» 私もzmさん推しです！！ほんとそれなって感じです…！w zmさん吸血鬼側にしたんで吸血される姿をご堪能ください…！ww (2019年12月20日 22時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかつき | 作成日時：2019年12月18日 23時
