No,101 謎の相手 ページ23
ci side
A【多分ボイラー室に大先生がいると思う。】
gr【急だな…その根拠は？】
A【んなもん、無いわ！！】
tn【はあ！？最初の自信満々な発言はどおした！？】
A【兎に角！誰か来て欲しい！】
tn【そう言われてもn【ゾム、チーノボイラー室へ向かえ】はぁ……また始まったぞ…】
zm【え？でもええんか？俺まだ調べられてへんで……】
ci【俺んとこも……】
tn【こうなったらグルさんは止まらんわ。お前ら、持ち場を離れて向かってくれ】
A【ちょ、早くしてくれん！？】
tn【文句は根拠を持ってきてから言ってくれ！？】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ci「ったく！人使い荒いなぁほんま………」
急にインカムで言われてから、何分が経っただろうか…
グルッペンさんに言われた通り、ほぼ真反対にあるボイラー室へと走っていた。
なんの根拠もないと言ったにも関わらず、俺らを向かわしたのはそれだけ、グルッペンさんがAさんを信用しているからだろう。
ci「にしても、かなり距離あるぞこれ……」
事前に渡されていた城の地図を見ながら走っているところだった。
？「なら、ここで待ってもらえますかねぇ」
ブンッ！！！！
ci「うわっ！？危ねぇっ！？」
突然、斜め上から矢が5本飛んで来たのだ。
急なことに避けるのは難しかったが、咄嗟に避けたため、当たりそうな矢は2本だけでナイフで受け流すのは安易だった。
？「この攻撃を避けたかぁ……ﾁｯ面倒くせえなぁ」
どこからか聞こえてきた男の声の主はだんだん近づいて俺の後ろまで来ていた。
振り返るとゾムさんのようにフードを被っているが、その服装は真っ黒で烏を連想させる風貌の男が立っていた。
ci「ただの兵士って感じやなさそうやな……」
？「ん？そうそう。ただの兵士じゃ無いんで、強いんですよ」
ci「なるほど…そう簡単にはここを通さないよと……」
？「物分かりが良いようで……大人しくここにいてもらいます？」
相手が一気に殺気立ててきたのが伝わってきた。
さっきの動きと言い、体に嫌でも伝わってくるオーラといい、かなり強い相手というのが分かった。
ci(すみません。Aさん。いけそうに無いです…)
相手が懐からナイフを取り出し、此方に向かってきていた。
ci(必ず、勝ってAさんの元へ行きます)
心にそう誓ったチーノは鞘から剣を抜くと相手の元へと走り出した。
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ラグ(プロフ) - あもどさん» コメントありがとうございます！ 久しぶりに戻ってきたら熱いコメントが来ていてすごく嬉しかったです！！モチベ上がったぁ！続き待っててください！ (2022年9月23日 22時) (
レス) id: 6ce4a6b4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あもど(プロフ) - 初コメ失礼しますぅ。こんな素晴らしい作品に出会えるとはｯ‼面白すぎて、一気見してしまいました…是非、是非…続きをお願いします‼ (2022年9月5日 13時) (レス) @page43 id: 9032e1c627 (このIDを非表示/違反報告)
ラグ(プロフ) - コメントありがとうございます！面白いだなんて、ありがたい限りです（号泣）頑張りますぅぅ！ (2021年7月17日 23時) (レス) id: eacf719160 (このIDを非表示/違反報告)
ムーぅぅぅぅ - 初コメント失礼します。とても面白い話だと思いながら見させて頂いてます。続き待ってます。 (2021年7月16日 18時) (レス) id: 15f3fc1668 (このIDを非表示/違反報告)
ラグ(プロフ) - コ、コ、コ、コメントありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります! (2021年6月15日 1時) (レス) id: eacf719160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラグ | 作成日時：2021年1月19日 20時
