第14話 ページ16
*レイ side*
レイ「うぅ…自分で払うって言ったのに……」
結局チーノ先輩の圧に負けて、ワンピースの代金をお支払いしてもらう事になってしまった。
チ「なんで落ち込むねん……。こういう時、女は素直に喜んどくもんやで？」
レイ「じ、自分の事は自分でしたい性分なんですよ……！」
抗議するように彼の方を向くも、ポンポンと軽く頭を叩かれてあしらわれてしまう。
チ「はいはい、レイちゃんは真面目でようできた子やんなぁ」
レイ「なっ……ば、馬鹿にしないでくださいっ！」
子ども扱いされている気がして恥ずかしくなり、ついそっぽを向いてしまう。
チ「ごめんてw ほら、そろそろお昼にしようで。何食べたい？」
レイ「……お肉、食べたいです」
正直に答えると、チーノ先輩はふはっと笑った。
チ「よっしゃ、ゾムにええ店教えてもらったんよ。そこ行こか」
レイ「はい。……あっ、今度こそ自分で払いますからね！」
チ「はいはい」
ー＊ー＊ー＊ー
レイ「はぁ〜……美味しかったぁ」
ゾムさんオススメのお店という事もあり、満足感は申し分なかった。
チ「にしても……意外によう食うなぁ、君。その細い体にどうやって入るん？」
レイ「食べようと思ったら、それなりに食べれますよ。普段は少し抑えてますけどね」
チ「マジか……。ほんなら今度、ゾムの食害受けてみたら？w」
レイ「チーノ先輩も一緒に受けてくれるのであれば、喜んで」
チ「い、いや〜……それはちょい勘弁かなぁ;;」
あからさまに焦りだすチーノ先輩がおかしくて、クスクスと笑ってしまう。
とその時、ふと視界の
レイ「先輩、あのお店覗いてもいいですか？」
チ「あぁ、全然ええよ」
チーノ先輩の了承をもらい、私は雑貨屋へと足を向けた。
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空文 晴霧(プロフ) - suzurei/鈴玲さん» ありがとうございます！ 頑張ります！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
suzurei/鈴玲 - 更新頑張ってください…！応援してます！ (2020年3月30日 12時) (レス) id: 54995dabe3 (このIDを非表示/違反報告)
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