battle32 ページ33
*オスマン side*
男「よぉ、“戦場帰りの悪魔”さん♪」
ろくでもない輩だと即座に察し、振り向きながら鋭く睨む。
オ「……俺の放送聴いてくれてる人かな？ 悪いけど、今はプライベートでな」
薄く笑みを浮かべて茶化してやると、男たちはニヤニヤとした意地汚い顔を崩さないまま言った。
男「まぁ待て。今日はただお前とバトルしてーだけなんだ」
オ「……他当たってもらおか。今日は先約が入っててな」
ひとらんの方をチラリと見やり、男たちに向けてふっと笑いかける。
男「ハハッ、そう言うなよ。お前……いっつも戦ってねーだろ？ 気になるんだよ、どのくらいの強さなのか」
面倒なヤツらに絡まれてしもたな……。せやから外になんて出たくなかったんや。
男「……そうか、どーしてもダメか」
男がそう嘆いた瞬間、ひとらんの小さな悲鳴が聞こえてきた。
すぐさまそちらを見やると、一人の男がひとらんを捕まえてブキを突きつけていた。
男「聞いたぜぇ〜？ 最近、初心者四人を鍛えてるんだってな？ カワイイ教え子が傷付いてもいいのか？」
オ「チッ……」
完全に油断してた……。
正直、この場でひとらんがどうなろうが知ったこっちゃない。俺たちは他人なのだ。
だけどあいつらにとっては……グル氏らにとっては、もう“仲間”になってしまっているのだろう。
もしここでひとらんに何かあれば、責任を感じてしまうに決まっている。
コネシマたちだって、きっと心配してしまう。
……それは、気に入らない。
オ「……わかった。バトル受けてやるから、そいつに手ぇ出すな」
ひ「っ……！ オスマーーー」
男「さっすが悪魔様！！ 話がわかるなぁ？」
男「だが……ホントに大人しく来てくれるかわからねーからなぁ。この状態で行かせてもらうぜ」
ひとらんにブキを突きつけている男が、脅すように銃口を近付けて見せる。
オ「信用無いな……。逃げも隠れもせんわ」
男たちの後(ｱﾄ)を付いていきながら、自分の胸元を掴む。
もってくれよ…頼むから……。
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空文 加菜(プロフ) - そらさん» ありがとうございます！！ 楽しんでいただけて何よりです…！ これからも頑張ります！ (2018年7月17日 5時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
そら - スプラもすきですが、わたしは細かいことはきにしないたちなので、読んでてとっても楽しいですよ。個人的にはtn推しなので、これからの展開にも気になってるところです！暑い日が続いてますが、完結のその日が迎えられるよう応援してます！ (2018年7月17日 1時) (レス) id: 97a883ef1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 夕張メロン(+ロボロ推し隊長さん» そういう事ですね。紛らわしい設定ですみません…(>_<;) (2018年7月14日 8時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
夕張メロン(+ロボロ推し隊長(プロフ) - 勝手にまとめますすみません。この作品の舞台はハイカラシティ、でも作者さんが好きなためマニューバーがある、それ以外はハイカラシティ、でいいですかね？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: ddde3ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 5歳児な初心者さん» ハイカラスクエアの知識が無いんですすみません…。納得がいかなければ読まなくて構いません。どんなに指摘されても、もう何も変えるつもりは無いので(;´Д｀) (2018年7月14日 8時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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