実況者様の短編だぁ (ページ4)

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sha視点

ut「俺の醜い嫉妬心なんかで、シャオちゃんのことを悲しませたくないから！！」
ut「はは…束縛強い女が嫌だなんて言っておいてさ、俺はこんなにも束縛強いのに。」
ut「大好きやで。シャオちゃん。誰よりも。ずっとずっと。」

そう言うと、大先生も俺みたいに微笑んだ。

嬉しい。とても嬉しい。
大先生が俺に関係することで嫉妬してくれてい。
とても嬉しい。はずなのに…
なぜ俺は、大先生のことを疑ってしまうのだろう。

sha「大先生にとって、恋人って何？」
sha「大先生はモテるから、恋人なんて飽きたらすてて新しい人に乗り換えればええ話やろ？」

ut「シャオちゃん…？何をいってるん…？」

sha「だから！大先生はもう俺に飽きたんやないかって！思っててん！」
sha「だって、大先生最近いつも帰り遅いし。今日やって、帰ってきて一言目はもう俺に興味がないような話し方やったし！」
sha「今大先生が言ってくれたことは、めっちゃ嬉しかった。でも、それは色んな女に言ってるんかなって、疑ってまう俺がまだ心のどっかにおるんよ。」

ut「それは、束縛強い奴は嫌かなって、重いのは嫌なんかなって思って…」

sha「ええんや、大先生。重いのは嫌やない。嫌なんは、大先生が俺に興味を無くしてまうことなんよ。」

ut「…そっか」
ut「でもシャオちゃん、俺、シャオちゃんが思ってるより相当重いで？シャオちゃんつぶれてまうよ。」

sha「なめんなや。つぶれてしもうたらそのまんま抱きついたる」

ut「…ふっ」

sha「なにわろてんねん」

ut「いや、俺もシャオちゃんもアホやなぁ思て。」
ut「シャオちゃん。俺は女の所なんか行ってへんよ」

sha「へ…？」

ut「実はなぁ、最近もう女に興味なくてな。でも、急に帰ってくる時間早なったらシャオちゃんうっとおしがるかなと思て、シャオちゃんに嫌われないようにするにはどうしたらええかを相談するついでにトン氏のところで動画の編集してるんよ。」

トン氏の…ところで…？
顔が、ぶわぁっと暑くなるのを感じた。

ut「そ、シャオちゃんとトン氏の会話、全部きいとった。」

sha「このやろう…」
sha「寂しかったんやぞぉ…」

ut「アホやなぁ、俺ら」

ut「…大好きやで。シャオロン」

sha「ッ…！俺も大好きやで！鬱先生！」

ut「これからはもっと早く帰ってくるな？」

sha「おん。約束やで。」

ut「…なあシャオロン、俺がトン氏のとこいたって言ったときに嫌そうな顔してたのってもしかして…」

嫉妬ですか end