補佐官は微笑む【wrwrd！】 (ページ5)

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[3] *ことりページ5

ノエルを見送ってから１時間がたった。１時間の間にお客さんが何人か来てくれた。ここら辺賊が出てるのに来てくれるお客さんマジ神だろ………
てか、危険を侵してまで花を買いに行こうって思えるほどの人が居るんだね！リア充かよ！また来てね！！末永くお幸せにどうぞ！！！(半ギレ)

そう言えば賊って抵抗出来ない子供を狙ってるらしいんだよね……ノエル大丈夫かなぁ。まああの子はいい子だから大丈夫でしょう！(フラグ)←

「いやぁぁぁぁぁ！！やめて！！！誰か！！」
「うっせぇんだよ！黙れやガキ！」

………………………………フラグ回収(´＞؂∂｀)☆
え、やばくね。今の声ノエルだよな！？
ここら辺には人があんまり来ない今は賊が出てるの皆知ってるからなおさら。

あれ？もしかしてぇーだけどぉー助けれるの私だけ…………？
あっ………………(察し)

はぁ…………しょうがない。ノエルのために一肌脱ぎますか！

「今助けに行くからね！ノエル！」

私は声がした方に走っていった
あ、朝から走れたわ。てことはまだ私は若い！←

声のした方へ走っていくと数人のガタイのいいやつとなんとかして引っ張られないように踏ん張っているノエルが見えた

「いいからついてこいよ！」
「やだぁ！離してよ！！」
「うっせぇなぁ！！おい、このクソガキが喋れねぇようにしてやれ」

は……………………クソガキ？
その言葉を聞いた瞬間私の中で何かが切れた
気づいた時には動いててノエルの口をガムテープで押さえようとしていた奴を蹴り飛ばしていた。

「誰がクソガキなんだよ。母親のためにお小遣いでお花を買いに来た優しい子供にてめぇらの汚ねぇ手で触んじゃねぇよ。殺すぞ」

急に現れた私に驚いたのかみんなこっちを向く

「Aお姉ちゃん……！」

「だ、誰だよ、お前！偉そうに言ってんじゃねぇよ！」

威勢よく言ってるつもりなんだろうが声が震えてる。なんだ雑魚じゃん

その後は簡単だった。ノエルが居る手前殺しはしなかったものの全員ボッコボコにしてやった。久しぶりだったけど動きはなまってなかったと思う。

気絶させてからノエルへ近寄ると抱きついてきた

「ノエル！大丈夫？怖かったよね」
「ううん、大丈夫。Aお姉ちゃんが助けてくれたから」
「そっか。なんでここに居たの？家ってこっちじゃなかったよね？」
「あのね、お母さんにお手紙書こうと思って……」
「そうなんだ。お店においで。お花、新しいのあげる」
「うん！ありがとう！」

「へぇ……」