短編集か…短編集っ！？…草【d!】 (ページ2)

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A目線

もう、死のう。
もう、1人は嫌だ。
だから、生まれ変わって、今度こそはたくさんの友達と毎日を過ごす！そうしよう！

A『でも、高い建物って、私が入れるような所、ないからなあ。』ﾎﾞｿｯ

最悪、死ななくても、記憶さえ無くせれば…
てか、学校の屋上でええやん。
…以外と高いんだよな。あそこ。

もう寝よう。

～学校～
クイーン｢あっ！Aちゃーん！おはよぉ。今日は遅いねぇ。もう授業始まるよぉ？｣
A『おはよう…うん、すぐ準備する…』

先生｢～でここは、～になるから。｣
A『先生、頭いたいので、保健室行ってきます。』
先生｢ああ、行ってこい。｣

これで屋上行けるぜっ！
あっ、最後にトンちゃ…トントン…さんに、ありがとうって言いたかったなあ。
ま、いいか。

～屋上～
A『はあ！空綺麗っ！…さ、逝くか。』
tn｢どこいくん？｣
A『っ！？……と、トントン…さん。』

tn｢で？どこいくん？あと、何で敬語？敬語無くせや。｣
A『うーん、来世、かなあ？簡単に言えば。』
tn｢はあ？お前、いじめられでもしとるん？｣

A『うん。まあ、腕見せたら分かるかな？』ｽｯ
tn｢……｣
A『トントン？』
tn｢な………く…んの。｣
A『え？』
tn｢何で言ってくれへんの…｣

A『だって、喧嘩、してたし…』
A『あと、いじめが辛いんじゃないよ？ただ、私情で来世に逝くだけ。』
tn｢何で来世にいくん？｣
A『笑わないでね？…友達が、本当の友達が、ほしかったの。』

tn｢なら、一緒に逝こーや。｣
A『え？トンち、トントンは死ななくても！』

言い争いは10分に渡って行われた。

tn｢一緒に逝きたいから、逝くんや。絶対。｣
A『ふふっ、昔っから変わんないね。その、頑固さ。良いや、一緒に逝こ？』
tn｢おんっ！｣ﾆｺｯ

A『3、2、1！』ﾋﾟｮﾝｯ
tn｢俺な、お前のこと、好きやったで。ずっと。｣
A『んふふ、いまぁ？』

ｸﾞｼｬｯ

A『遅い、よ。トンちゃ…私も。』

私の気持ちが、言葉が伝わってると、いいなあ。
そんなことを思いながら、私の意識は闇に堕ちた。