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Aがグルッペンの説得を終えて1週間後




……つまり




今日はWT国の建国記念パーティである









「パーティにはどのようなドレスでご出席なさいますか?」



私はWT国に行く汽車の個室でメイドさんとドレスを選んでいた。目の前のクローゼットには素敵なドレスがたくさんあり、目移りしてしまう



『んー…どれにしようかなぁ…』




どうせならあまり着たことないものを着たいな、なんて思いながらドレスを数種類眺める
プリンセスラインのものやスレンダーラインのものなどたくさんの種類がある。





どれも可愛いくて迷うなぁ、とひとつひとつ手に取って確認していると、あるひとつのドレスに目を惹かれた





ワインレッドでマーメイドラインのドレスなのだが、フィッシュテールになっているもの。
フィッシュテールとは、前から後ろにかけてスカートの丈が長くなっているものだ。
一度も着たことがなく、とても心惹かれた





『…これにします』



「かしこまりました。では、皆様のもとへ案内します」



ドレスを1人のメイドさんに渡すと個室のドアが開いた。少し揺れる車内を気をつけながらメイドさんの後ろを着いていくと、さっきの個室より広めの個室に案内される。中からは外に聞こえるほどの声が響いていた。



「かわええ人おるかなぁ?」


「僕はスタイルいい美人な子探そ」



中に入るとまず聞こえたのはそんな声で。
声のする方を見ると大先生とシッマが話していた。私が入ってきたことに今気づいたのか、さぁっと顔を青白くさせている




『…ショッピくんとシャオちゃんの間座ろ』


「あ、どーぞ」


「Aが俺の隣きたー!」



嬉しそうな2人の奥でシッマと大先生が慌てているのが見えたけど知らない。
そんなに綺麗な人がいいならその人と結婚してしまえ、など考えながら部屋の中を見渡すと幹部の人達は皆集まっているようだった。




「誤解やって!Aちゃん一筋やから!」



「せやで!!」



『黙ってもらっていいですか』



「お前らみたいな女たらしはAに合わんわ」


「そうっすよ、クソ先輩は特に」



「俺もAの隣行きたいんやけど!」



「今日も紅茶が美味しいですね」





うるさい車両の中、トントンの怒鳴り声が響きわたるまであと5秒

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- ショッピ君と、くっ付けてください! (2021年1月6日 9時) (レス) id: 153d73471b (このIDを非表示/違反報告)
Airu - あの、コメ欄見て思ったんですが、検索避けをしたほうがいいのではないでしょうか?さすがに酷すぎかと…。これも民度が低いといわれる原因の一つなので…。どうか、注意喚起をお願いします。 (2020年11月6日 20時) (レス) id: 393d6064ec (このIDを非表示/違反報告)
グルッペン好き - グルッペンとくっつけて (2020年2月15日 21時) (レス) id: 575ccce210 (このIDを非表示/違反報告)
夜愛蝶 - シャークんさん、かっこいい……!! (2019年8月19日 18時) (レス) id: 8521d2c08d (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - しゃけまる水産大好きいぃぃいい♪ (2019年5月3日 16時) (レス) id: a2cb6e73c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃 x他1人 | 作成日時:2018年9月11日 17時

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