【歌い手】４人の子を引き取りました【浦島坂田船】

＊ ページ13

『んん〜！！！終わった………』

仕事量的には少ないからすぐ終わるんだけど、それをまとめるのが結構大変だったなぁ

そして、この後は昼に約束したそらるさんとまふまふさんと買い物だ

ゆうはこのあと用事で来れないらしい…

くっ…こういう時に限って用事入れやがって
まあ、どうせ付いてきても野次しか入れないんだろうけどさ

何について来てもらうかっていうのはまだ内緒にしてるんだよ…早く言わなきゃなんだけど昼休みの時間がギリギリだったから言えなくてまっ、いっかってなっちゃったんだよ

ゲーム機を見に行きたいと思っていたんだよね

いや、男の子ってゲームなら何でも好きだと思うんだけど、やっぱりゲームとかがいいんだろうなぁって思って…
それで休日によくゲームやってるっていうそらるさんとまふまふさんを誘ったんだけど、

『そもそも大人のやるゲームと子供のやるゲームって全然違うくないか？』

これは誘って失敗したかなぁ

ま｢お嬢さん、何を迷っているんだい？｣

『あっまふまふ先輩！声で分かりましたよ』

ま｢うう、頑張って低い声だそうとしてるんだけどなぁ｣

『いや、でもいい声してますよ』

ま｢えっ、ほんと！！！？｣

ええとても可愛くていい声してますよ
嘘は言っていないので

そ｢ごめんごめんちょっと遅くなっちゃった｣

少し遅れてそらるさんがやってきた

そ｢んで、何に付き合えばいいんだい？｣

『ああ、いうの忘れてたんで言いますね。』

『お二人にはゲームを買いに行くのに付き合ってもらおうと思ってたんですよ』

ま｢ゲーム買うの！？それじゃあ早く行こうよ！！｣

まふまふさんがすごい興奮しているけど、ちょっと説明しなきゃいけない

『いや、私がやるんじゃないんですよあの子達がやる為のゲームですから、子供用のゲームなんですけど…』

そ｢大丈夫大丈夫、まふまふが子供っぽいからそんぐらいのゲームならオススメがいっぱいあるよ｣

ま｢ちょっとそらるさんさり気に僕のことディスってませんか〜？｣

そ｢シテナイシテナイ、ほら行くぞ〜｣

そっか、よかったよかったじゃあこのままついて行って大丈夫だね
あの子たち喜ぶかな…


会社から出て家に向かう反対方面に数分間歩いたところに専門のゲーム店のようなところがあった

『へー、こんなとこあるんですね』
今度からここに買いに行ってあげよう

すご…今のゲームから昔のゲームまでいっぱいある
これは迷っちゃうなぁ

そ｢じゃあ、行こうか｣




『はいっ！』

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す