3.潜入調査 ページ5
ラシュノside
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『う〜ん…』
普段着ないような半袖に、ジーンズという非常にラフな格好で、俺は見知らぬ町を右往左往しながら歩いていた。
«君には、今回の件で負傷したカイジの任務を代行してもらいたい。»
そういわれ、断ることもできず本来はカイジがするはずだった【我々国への潜入調査】を任されたのだ。
正直普段は武器を片手に走り回るような仕事ばかりしているため、こういうのには不馴れだ…
「あ、ちょっとお〜そこのお兄さん！うちのアップルパイ食べてみておくれよ！」
『ああ、じゃあお言葉に甘えて…』
町を歩いていると以外にも声をかけられる。…ということはうまく馴染めていると言うことだろうか。
あまりにも目立ちすぎる灰色の髪は黒く染め、伊達眼鏡をかけているお陰でなかなか落ち着かない。
気づけば両手に沢山果物やらなんやらを持ってしまった。
ここの国の人は優しい。何故だか色々くれるのだ。無料で。
ついにはジークに土産を買ってしまった。なんだ。ただの旅行みたいになってしまっているでわないか。
「っ…でも、」
「あ“？お前これどうしてくれんだよ。これをつくって売るために西の国からわざわざきたんだぜ？」
呑気に歩いていると、人だかりが見えた。なんだろう？とひょこりと顔を除かせると、なにやら子供二人と大人三人がもめているらしい。
そしてまわりにはガラスの破片が飛び散っている。
西の国…
ああ、【キカピコロ】か。
彼処は確かにガラス細工が有名だ。しかも結構な値段がした気がする…
つまり、彼らはそれを割ってしまったということだろうか。
「そんなお金…」
子供の不安と恐怖に満ちた顔を見て、心のどこかが痛んだ。
「だからお前らの母ちゃんよんでこいつってんだよ！」
「お、お母さんは…」
「すみません。私たちお母さんがいなくて…」
彼らは俺と、同じ？
「知るかそんなの。さっさと弁償しやがれ！」
「できねぇんだったらてめぇらを売り飛ばすぞ！」
誰かの悲鳴が聞こえると、視界に大人の男の逞しい腕が素早く振り上げられたのが見えた。
、
思わず足が動いた。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - 柊さん» はい、とても面白くてずっぽりいってしまいました。御忠告有り難う御座います。とりあえず1話保存するのに気をとられて、後回しにしてしまって…気を付けます。 (2019年6月9日 22時) (
レス) id: 6a39835365 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ふてんにぶおんぷさん» 我々だ面白いですよね。オリジナルフラグが原因で低評価をつける人がいるので、気をつけてくださいね。 (2019年6月9日 21時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - すみません。ご指摘有り難う御座います。 (2019年6月9日 21時) (レス) id: 6a39835365 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - オリジナルフラグ外してください。違反です。 (2019年6月9日 21時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月9日 21時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぇるまーた | 作成日時：2019年6月9日 21時
