甘党VS辛党【菅原孝支】

じゅーはーち ページ18

「甘い物食べたい」

「またかよ」

「だって甘党だもの」



いつもの如く、スガに迷惑そうにされながら、甘い物を求める私です。

だって、勉強したら脳が糖分を欲するんだよ。

学校なんて、お菓子なきゃ死んじゃうよ？



「……ま、そのお菓子を忘れたんですけど」

「生きろな」

「あ、スガ優し」



でも、なんで家に置いてきちゃったかなぁ。

絶対、持って来るつもりだったのに。



「杏仁豆腐……」

「え、杏仁豆腐持って来るつもりだったの？」

「いえす」



すごく『何言ってんだこいつ』みたいな顔されちゃった。 ( ；∀；)



「でも、杏仁豆腐か……Aにしては、あんまり甘くないやつだな」

「勿論『激甘！杏仁豆腐』ってのだよ」

「……デスヨネー」



高かったけど、美味しそうだったから。

……美味しそうだったから！(２回言う)



「それなら俺は、杏仁豆腐より安眠豆腐のが嬉しいけどなぁ」

「何それ」



食べたら安眠できるやつか？

それとも枕にするのか？豆腐を。



「でも、私も欲しいかもそれ……」

「だろ？」

「この授業、ちょー眠い……」






「ほほぅ？お前らはそんなに俺の授業が嫌いか」

「「滅相もございません」」



実は授業中のトーキングだったというね。

怒られちった ( ˙-˙ )

……杏仁豆腐ぅ〜……。
※もはやイミフ

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