【wrwrd!】ねぇ、かまってぇや【zm】

かまって 6 ページ8

zm side





『あっあの、それで、トイレって...』

「あっああ！ちょ、えっとなぁ...」


すっかり忘れてた。
Aの腕を掴み、トイレへ走る。


「ここや！」

『あっ、ありがとうございます！失礼しますｯ..』


間に合ったかな...。
あ、後でどこに何があるのか説明せなあかんな。
それから、Aの部屋に荷物を運んで...。

自慢ではないが、俺が住んでいるのはちょっとお高めのアパート、というかマンション？まぁええわ。
そこの一番隅っこの部屋。
まぁお高いからな、部屋もいっぱいあって、余らせてたとこやったし。


『す、すいません。ありがとうございました...』

「ん、別に大丈夫やで〜。あ、Aの部屋案内するで！荷物持ってきぃ。」

『はいｯ』


ぱたぱたと駆けていき、持ってきたのはリュックやランドセル、それから大きな旅行鞄だった。


「大丈夫？重くない？」

『あ、大丈夫です。中の物はあまり重くないので。』

「ほーん...。あ、部屋はこっちな。」


廊下を曲がり、突き当たりにある部屋。
丁度いい大きさやったし、場所も覚えやすいと思ったからな。

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