賭け事なんてクソ喰らえ

遊戯18 ページ20

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『何ですか、ていうか二人くらい変態発言
　 しないで下さい。』




　 乱「可愛いネコには犬が必要だよねぇ」



　 何言ってるんだこの人。



『此処だから言わせて貰いますけど私、
　双黒に喧嘩売ったんじゃ無くて庇っただけですからね』




　中「だから！俺は手前の"庇う"つぅーのが
　 気に食わねぇんだよ！」





　 『何故？』



　中「この学園は汚ねぇ奴ばかりだ。
　 だから________





　 『長い話は明日にして下さい。

　 私は色々振り回され過ぎてるんですよ、
　 では。』




　 無償に腹が立つ。



　 今日、転入して来たのに初日から狙われて
　 やばい奴ばっかに関わり"お姫様"とか言われて。




　

　 私は自分の寮つまり女子寮に向かって歩いた。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



　自分の部屋に入ろうとすると隣から声を掛けられらる。





　 「アンタかい？乱歩さんが言ってた新人は」



　 横には黄色い蝶の髪飾りが付いている美人さんが
　 いた。


顔が近いので顔を背けてしまうほどの美人さんだ。





　 『確証は持てませんが恐らく。

　 貴方は…？』




　 「そうかい。アタシは与謝野晶子。
　 高校三年生だよ。んで此方が」



　 「私は鏡花。好きな物は兎と豆腐と皆んな。
　 高校一年生」


　

　 これはもしや初めての女の子友達！とかの
　 展開では…？




　 『わ、私は犬飼Aです。
　 故あって男子寮から逃げて来ました！』



　与「そりゃ大変だねぇ」



　鏡「如何して男子寮にいたの？
　

　 ……。貴方のパネルが綺麗だから拐われたの？」





　 そう言えばずっと首にかけ出さないしだった。



　 『理由は知らないけど…色々あったんだよ

　 二人は乱歩さんと知り合いなんだ。
　
　 与謝野さんは乱歩さんより年上なのに
　 "さん"付けなんですね』



　 与「Aと同じさ。アンタだって同級生なのに
　 さん付けだろ？」

　
　

　 確かに……
　



　鏡「まぁ隣の住居人として明日から仲良く
　 してくれたらうれしい。」



　
　 『うん、私も宜しくね』





　 私は二人と別れ自分の部屋に入る。


　 不安と喜びを胸に準備をしてから私は眠った。

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