[イナイレ]沖縄にいるもう一人のエースストライカー2 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:4,609 hit

51 ページ6

貴女side

貴女(…不思議な感覚だなぁ。)

あれから少しして佐久間さん、源田さん率いる帝国イレブンと試合をすることになった。

試合をするのはいいのだが、キャプテン、鬼道さん、土門さんが帝国イレブンの一員となってするのだ。似合ってないわけではないが、とても不思議な感覚である。

豪炎寺「A、この試合で完成させるぞ。」

貴女「はい！」

試合が始まって数分、鬼道さん、キャプテン、土門さんたちは何度もデスゾーンを繰り返している。ただどれも途中でパワーが消滅してしまい失敗続きであった。

また、ムゲン・ザ・ハンドを習得するため頑張っている立向居君も何度やっても成功せず焦っているようだった。

だが、それは私たちにも言えることであった。

隙を見て、ディフェンスを突破したのはいいものの肝心のシュートがうまくいかない。

なんとか威力負けすることは無くなったのだが、そっちに気を取られ過ぎてしまいタイミングが合わなくなってしまうという事態が何度も発生していた。

そして時間は過ぎ、前半が終わってしまった。

塔子「成功しないなぁ…。」

貴女「……何が足りないんですかね…？」

塔子「うーん…遠くから見てたからよくわかんないんだよなぁ…。アフロディ！アンタはどう思う？」

アフロディ「うーん…僕からもなんとも言えないな…。」

いくら話しても解決方法は見つからないまま、後半戦が始まろうとしていた。