続き�� ページ20
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一方清史は下っ端を連れて校外にいた。
「つーことはもう轟は全日の頭じゃない！ってことっすよね？」
「清史さんたちに完全に敵わないって思ったんすかね？」
清史「違う！！あの面は俺らのこと、ハナから眼中にねぇって面だ。
気に入らねぇな！！」
「でも、くれるって言うんすから貰っときましょうよ！」
「「「「そうっすよ！」」」」
「一年の中越って野郎も来るかと思ったら来ねぇし！
絶対ビビってんすよ！！」
清史「司もだ！今日も休んでやがったらしいしよぉ！！
あ"ぁぁあああなにもかも納得いかねぇなクソ！！！！！」
物に八つ当たりする清史。
清史「あっ！痛ったぁ！！」
「大丈夫すか！？」
「黄金の右足が！」
清史「痛ってぇなお前！直で触んなよ！！」
「清史さん！清史さん！！」
清史「んだよ！！」
下っ端の目線の先にいる可愛い女の子が笑顔で会釈した。
「清史さん、知り合いすか？」
女「横山清史さんですよねっ？」
清史「そうだけど？」
女「やっと会えた！！あははっ(笑
あ、覚えてませんか？私のこと。」
女がカバンから写真を取り出して清史に渡す。
女「同じ中学だったんですよ？」
清史「あぁ、あっ、あー...！
なんか随分とその〜、大人びた〜というか...(笑」
写真は女の卒業写真でそれと実物を見比べて言葉に困る清史。
女「あはっ(笑 いじりましたっ！」
清史「あっ！あはー！なるほどー！！」
女「おかげで、自分に自信が持てたっていうか。
ずっと好きだった清史さんに会えた。
あっ、言っちゃった...！(笑」
清史「ちょ！行け！行きなさいよ！」
「えっ？」
清史「消えて？早く！」
「あっ、じゃあ俺たちは...」
連れていた下っ端たちを帰らして二人きりになる清史と女。
清史「あっ、飯でも〜行く？」
女「いいんですか！？はい！」
清史「あっはは(笑 行こうか？」
女「はい！(笑」
清史は女に腕を組まれて上機嫌で歩いていく。
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泰志「何回も言わせんじゃねぇよ！」
『いやいや、絶対嘘やろ？』
泰志「好きでもねぇ奴にあんな事するわけねぇだろ！！」
『泰志チャラいし、女の子片っ端から手出してそう。』
泰志「はぁ！？ふざけんなおめぇ！
一途だって言ってんだろ。で、答えは」
『え、あ、...また今度！』
泰志「あ、おいっ！」
間をすり抜けて泰志から逃げて行った。
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作者名：あーる | 作成日時：2019年11月8日 7時
