『ワートリ＋カレシ！攻略はまだまだ続くよ〜♪みんなドキドキ恋して､ついて来てぇえ！！』＼シーズン2／

コンテニュー56 ハプニングサマー開幕! ページ19

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レイジさんお誕生日
おめでとうございます！
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｢……というわけで
明日から夏休みですが

…とりあえず問題を起こすな！
後がめんどくさいから！
以上！！｣

そう言い残して
先生は去る
生徒も部活へとかけてゆく


そこにポツンと残った
一人の影が残る

……私だ





｢はぁ…。｣

私は今を回想している

では、回想の内容を
見てみよう



今日は終業式
明日から夏休み

米屋からのメールを受け取り
１週間

なぜだろうか
三輪さんにことごとく
避けられて、未だに仲良くなれずにいた私


しかも…だ、明日から夏休み
クラス、学校の人間とは滅多に合わなくなるだろう

……回想はこんな感じだ



そんな回想(事)を考えながら




もう一度深いため息を
私はついた……のだが…


｢なにため息ついてんだよ。｣と

本でゴスッ、と叩かれるという
おまけ付きで言われる


いや、めっちゃ痛いです
地味にじんじんしてるんですけど…


出水"先輩"



(出水が年上ってことを考えて
学校では上下関係はハッキリとさせなくちゃ…



いや､ファンクラブに

目を付けられたくないしね。
(ファンクラブは目を付けられると
精神的に
追い込まれるらしい。

しかし、あろう事か
"後輩のクセに呼び捨てしてる。"
"出水様に後輩のクセにタメ口"という


いかにも目を付けられそうな
私の情報がすでに
ファンクラブに知れ渡ってしまった

これ以上、ファンクラブに目を
付けられるのはゴメンだ。))






｢……なんですか出水"先輩"。｣


頭をさすりながら
私が問うと、出水先輩は

一瞬驚いたような顔をしたが

すぐに欺くかのように、何事も無いかのごとく
笑いこう言った

｢いや、読書感想文の本を
借りてきたんだけど…

そしたらお前が見えたから。｣

そう言って出水先輩は
手に持っていた本をちらつかせた


その本は……
｢シェークスピア、ですか。｣




ロミオとジュリエット、四大悲劇
有名な名作を世に残した

シェークスピア

出水(先輩)はそのシェークスピアの
四大悲劇の1つ、ハムレットの本を手に持っていた

出水先輩は
私の問いに｢うん、そう。｣と笑顔を

貼り付けて答えた




〔シェークスピアの名作なんて…。
出水先輩らしくない〕

〔どうゆう意味だ。〕

〈ゴスッ〉

〔いったぁっ！〕

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