５５話 ページ7
自分のサイドエフェクトを大体８０％ほど使いこなし､且つその詳細もわかってきたAはこの能力を何かに役立てることはできないか
と､考えていた
「端末を使えば､ネットなんかは内部から侵入できるし､死角もないし...
確かにデメリットはあるものの､これをフル活用できることっていったら...」
Aは､先日ニュースで見た"嵐山隊"が呼びかけていた隊員募集の宣伝を思い出した
ーー 行ってみる...か...
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そして中２の秋。AはとうとうＣ級隊員として本部に入隊することになった
勿論､相当危ないものだったら辞めるつもりだったため仮入隊期間が設けられていたことを知ったAはその期間で決めようと決心していた
そして入隊のときの検査で自分の異常な体質がサイドエフェクトがある...と知ったのである
当初Aが登録したトリガーはバイパーだった
自分の好きなコースを飛ばせて､尚且つ様々な戦略が使えるからだ
しかし､最初の対近界民訓練ではあまりバイパーの意味を成さず､第一次近界民侵攻のトラウマから今で言う"電撃弾"をぶっ放した
勿論､そんなものをお披露目すれば目立つというもので､Ｂ級に上がる頃にはいろいろな隊からスカウトがきていた
ーー まさかこんなに勧誘がくるとは...
私なにかしたっけ...
流石にここまでくると嫌気が差してくるというもので､Aは３､４ヶ月もの間どこにも入らずにスカウトを断り続けていた
そしてある日...Aの目の前に迅 悠一が現れたのだった...
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米(その後は玉狛に住み込みってことになったらしいな...
両親とかを殺されてんのに､秀次みたいになんないのは凄いよなぁ...しかも中１だったの秀次の１個下...か...)
ーー ？？よねやん先輩の動きが...
「どうしたんですか？？」
米屋の異変に疑問をもったAは攻撃を繰り出すのをやめた
米「いや...なんつーか背負うもん背負ってんのに独りでこなしてて...凄ぇーっつーか偉いなって」
「...は...？！」
するとAの顔がみるみる赤みを増していった
米「お？照れてる？？」
「照れてません...！！」
言い合っている２人を見て､ギャラリーでは誰もが
((( さっさと試合を始めてくれ...！ )))
と､思っていた...
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あすか(プロフ) - この小説大好きです！ 更新楽しみにして待ってます！ (2016年7月5日 1時) (
レス) id: 442dd19c2d (このIDを非表示/違反報告)
美琴(プロフ) - セリさん» ありがとうございます...！当初は決まっていなかったのですが､最終的には出水先輩になるかと...勿論､今後も色々なキャラクターと絡ませていきたいとは思っていますよ (2015年8月28日 12時) (レス) id: b569b059af (このIDを非表示/違反報告)
セリ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ ちなみに、オチとかは決まっているんですか？ (2015年8月7日 18時) (レス) id: 233ec6321a (このIDを非表示/違反報告)
美琴(プロフ) - カチスさん» コメントありがとうございます...！これからもどうか宜しくお願い致します！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: b1892888c3 (このIDを非表示/違反報告)
カチス - 面白いです！続きが楽しみです (2015年7月14日 18時) (レス) id: 834c2fde26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美琴 | 作成日時：2015年6月8日 22時
