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火照っていた体に降り注ぐ涼しい風はとてつもなく気持ちよかった。
頭が真っ白になって魂が抜けていきそうな感じ？
クーラー浴びただけなのにだよ？
本当変わってるよね、私って。
「とりあえず、フードコートにでも行こうか」
「そうだね」
聖夜君にそう話しかけられ、私達はたまたま目の前にあったフードコートで私達はひと休みする事にした。
「よいしょっと」
聖夜君は自分の荷物をばーんと椅子の上に置いた。
「喉乾いたな、なんか飲む?」
「じゃあ、そうする」
「よし、じゃあちょっと待ってろ！」
そう言うと聖夜君は財布だけカバンから抜き取るとどこかへ行ってしまった。
『そう言えば、何飲みたいか言って無かったな』
まぁいいや、なんか勝手に買ってきてくれるよね。
その期待通りしばらくしてカップを両手に持った聖夜君が戻ってきた。
「おかえり」
「ただいま、コーラかサイダー、どっちがいい？」
「聖夜君が先に選んだらいいよ？」
「良いからいいから！先選びなよ」
「本当？じゃあ、サイダーかな」
何だかとっても気を使わせてるみたいで申し訳ない。
「これ、いくらだった？」
私がサイダー代を払おうと財布を取り出すと、聖夜君は私の動きを止めこう言った。
「あぁ、要らない要らない」
「えっ、でも……」
「気にすんなって！な！」
「………ありがとう」、私はこう一言小さく伝えると、私は財布をしまいストローに口をつけた。
目の前では聖夜君が一気にコーラを吸い上げている。
「……いって〜！炭酸きついな、これ」
「そうだね、口の中がヒリヒリする」
「っていうか、炭酸大丈夫だった？」
「うん、全然大丈夫」
「そっか、ならよかった」
そう言うと、また聖夜君はコーラを飲み始めた。
私もまたサイダーを飲み始める。
シュワっとして甘い。
なのにすっきりしてて。
だから私、サイダーって好き。
なんか万人受けしそうじゃん、サイダーって。
誰からも愛されるのって、物でも人でも凄いと思う。
私じゃきっと無理。
ちらっと聖夜君の方を見てみると、何だか聖夜君の頬は赤みがかかっている気がした。
多分、暑いからだ。
こういう暑い日に限ってあっと言う間に飲み物って無くなる。
もっと飲みたいのに。
「あっ、そうだ」
聖夜くんは何かを思い出したかの様に急に自分のカバンをあさり始めた。
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まありな(プロフ) - わさびさん» レス遅れてすみません（汗）コメントありがとうございます！次回作も読みたいと言って下さってとっても嬉しいです(^^)次回作ももしかしたらファンタジー系になるかも？と考えているまありなです。これからもよろしくお願いします！ (2018年6月17日 16時) (
レス) id: 861ad6280a (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 完結しましたね！おめでとうございます！とっっても面白かったです(^-^)ファンタジー系の恋愛物語…珍しい設定なので引き込まれちゃいました！まありなさんのストーリーまだまだ読みたいので次も楽しみにしてます！ (2018年6月17日 6時) (レス) id: ce8d2a8d7d (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - 鏡夜＊スカーレットさん» ありがとうございます！最高だなんてそんな……まだまだです（笑）語彙力もおかしな文章を放り込んだりしてしまうのでもっと精進しないとなんて思います。これからも楽しんでいただける作品を作っていきたいと思っているのでよろしくお願いします！ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 861ad6280a (このIDを非表示/違反報告)
鏡夜＊スカーレット(プロフ) - 完結おめでとうございます！なんか……最高でした(語彙力)次作も楽しみにしてます。 (2018年6月16日 16時) (レス) id: dd46af3844 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - 否さん» 大変長らくお待たせいたしました。先ほど一話分更新させて頂きましたのでご覧になって頂けたらと思います。これからもよろしくお願いします！ (2018年6月13日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
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